玄界灘漁師
作詞 納羽(なわ) 汀
(1 平戸(ひらど)を過(す)ぎて 烏帽子(えぼし)の沖(おき)を
往(ゆ)けば荒海(あらうみ) 玄界灘(げんかいなだ)の
星(ほし)もまばらな 夜空(よぞら)をみあげ
波(なみ)を浮(う)き寝(ね)の 鴎(かもめ)のように
玄海(げんかい)漁師(りょうし)の 命(いのち)をかけた
夜(よる)の玄海(げんかい) ヨッショ 網(あみ)を引(ひ)く
(2 潮(しお)の流(なが)れと 波風(なみかぜ)読(よ)んで
網(あみ)をかけてく 玄界灘(げんかいなだ)に
闇夜(やみよ)の海(うみ)に 灯(あか)りをともし
夢(ゆめ)は舳(へさき)に 大漁(たいりょう)の旗(はた)を
玄海(げんかい)漁師(りょうし)の ねぐらの海(うみ)で
玄海(げんかい)しぶき ョッショ 網(あみ)を引(ひ)く
(3 明日(あす)の漁場(りょうば)は 対馬(つしま)のあたり
壱岐(いき)を右舷(みぎて)に 左(ひだり)の燈台(あかり)
厳原(いずはら)沖(おき)の うねりを越(こ)えて
寒(かん)鯖(さば)追(お)って 比(ひ)田(た)勝(かつ)沖(おき)え
玄海(げんかい)漁師(りょうし)の おとこの絆(きずな)
命(いのち)わけあう ヨッショ 網(あみ)引(ひ)く