まわり道

    作詞  納羽(なわ) 汀





(1  笑(わら)いふざけて   あそんだ頃(ころ)を

    想(おも)いださせる   あじさい橋(ばし)よ

    学校(がっこう)帰(がえ)りの    まわり 道(みち)

    恥(はじ)らいながら   つないだ手(て)と手(て)

    あれから五年(ごねん)も  季節(きせつ)は巡(めぐ)り

    逢(あ)ってみたいな  あの娘(こ)にあの娘(こ)にナ
(2  雨(あめ)がしとしと   並木(なみき)を濡(ぬ)らす

ひとつの傘(かさ)に   肩(かた)寄(よ)せながら

    学校(がっこう)帰(がえ)りの    まわり 道(みち)

    小(ち)っさな喫茶(きっさ)で  テーブルはさみ

    指切(ゆびき)りした手(て)が  愛(いと)しくなって

    逢(あ)ってみたいな  あの娘(こ)にあの娘(こ)にナ
(3  はしゃぎ転(ころ)んだ  川(かわ)土手(どて)道(みち)は

    今(いま)も変(かわ)らぬ    あじさい橋(ばし)よ

    学校(がっこう)帰(がえ)りの    まわり 道(みち)

    何時(いつ)かまたねと  逢(あ)う約束(やくそく)を

    日暮(ひぐ)れの岸辺(きしべ)の  茜(あかね)の空(そら)に

    逢(あ)ってみたいな  あの娘(こ)にあの娘(こ)にナ




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