思い出みなと街

    作詞  納羽(なわ) 汀





(1  ポートタワーの   灯(あか)りがみえる

    恋(こい)が芽(め)ばえる    元町(もとまち) 通(どう)り

    ふたり出(で)逢(あ)った   小(ちい)さな喫茶(きっさ)

    寄(よ)ってみたいな   もういちど

    君(きみ)と過(す)ごした    花(はな)隈(くま)あたり

    霧(きり)にかすんだ    みなと街(まち)


(2  メリケンロードに  灯(あか)りがともりゃ

    君(きみ)と歩(ある)いた     南京(なんきん)街(まち)に

    春(しゅん) 節(せつ) 祭(さい)の   ドラの音(ね)ひびく

    愛(あい)を奏(かな)でる     蛇(じゃ)踊(おど)りが

    はるかな夜空(そら)に   希望(ゆめ)のせてゆく

    異国(いこく)情緒(いろ)した    みなと街(まち)


(3  フェリーボートの  灯(あか)りが霞(かす)む

    霧(きり)が流(なが)れる     メトロな駅(えき)に

    夜風(よかぜ) 潮風(しおかぜ)     恋(こい)風(かぜ)のせて

    北野(きたの)坂(さか)まで     誘(さそ)われて

    君(きみ)と歩(ある)けば     聴(き)こえてくるよ
    ジャズが流(なが)れる   みなと街(まち)




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