さだめ雪
作詞 納羽(なわ) 汀
やっとつかんだ 幸(しあわ)せなのに
なぜに貴方(あなた)は 散り逝ぐ(ちりいそぐ)
運命(さだめ)みじかい いのちなら
もっと尽(つ)くせば よかったと
なんでなんで私を 泣かすのよ
わたしの胸は 瀬音(せおと)のように
哀(かな)しく揺れて 流れゆく
泣いて叫(さけ)んで 呼んだとて
応(こた)えくれない いのちなら
どこにどこに縋(すが)れば いいのです
雪がつめたく 裳(も)裾(すそ)を濡らす
肩が冷(ひ)えます ひとりでは
抱(だ)いてください もういちど
なんで貴方(あなた)は 死(し)んだのよ
わたしわたし一人(ひとり)じゃ 生(い)きられぬ