桟橋未練

    作詞  納羽(なわ) 汀





(1  明日(あす)の別(わか)れじゃ   辛(つら)いから

    午後(ひる)のフェリーで  帰(かえ)ります

    みぞれまじりの   雨(あめ)が降(ふ)る

    出航(でふね)合図(あいず)の     ドラの音(ね)よ

    時間(とけい)を止(と)めて    桟橋(さんばし)みれん


(2  別(わか)れりゃ二度(にど)と   逢(あ)えぬのに

    みなとの船(ふね)が    身(み)を急(せ)かす

    みぞれまじりの   冷(つめ)たさに

    おんなごころが   また泣(な)ける

    後(うし)ろ髪(がみ)ひく     桟橋(さんばし)みれん


(3  宿(やど)の机(つくえ)に      置(お)き手紙(てがみ)

    愛(あい)を重(かさ)ねた     想(おも)い出(で)を

    みぞれまじりの   かなしさに

    思(おも)いきれない    あのひとを

    こころ揺(ゆ)れます   桟橋(さんばし)みれん




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