島の故郷(さと)

    作詞  納羽(なわ) 汀





(1  あの夜(よ)出逢(であ)って   輪(わ)になって

    となり同志(どうし)が    肩触(かたふ)れ合(あ)って

    何時(いつ)か笑顔(えがお)の    盆(ぼん)おどり

    櫓(やぐら)の撥(ばち)が      夜空(よぞら)にひびきゃ

    蛍(ほたる)もとんで     ああ賑(にぎ)やかね


(2  秋(あき)の祭(まつ)りの     宮(みや)太鼓(だいこ)

    都会(とかい)の空(そら)で     思(おも)えば遠(とう)い     

    あの夜(よ)出逢(であ)った   あの娘(むすめ)

    何処(どこ)か嫁(とつ)いで    倖(しあわ)せだろか

    舟(ふね)で嫁入(よめい)り     ああ観(み)たかった


(3  久(ひさ)方(かた)ぶりの     友達(とも)の顔(かお) 

    今(いま)も変(かわ)らぬ     あの船溜(ふなだ)まり

    子供(こども)の頃(ころ)の     遊(あそ)び場(ば)だ

    正月(しょうがつ)寒(かん)鰤(ぶり)      食(たべ)たくなって

    帰(かえ)って来(き)たよ    ああ島(しま)の故郷(さと)




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