点字ボランティアあかりの会


  下諏訪町あかりの会(点訳ボランティア)を紹介いたします。


発足は1981年国際障害者年に町福祉課で小林文夫先生を講師に点字教室が開催され、その時の受講者が自主グループとなり、勉強を続けてボランティアグループとなりました。

会員は常時10名ほどで運営されています。カラオケ歌集、アイディア料理集、諏訪の民話など自分たちの勉強として点訳しました。

1997年からパソコン(6点入力)で点訳ができるようになり修正、複写が可能で飛躍的にスピードアップされました。入力は各自家庭で空いた時間に行いプリントアウトは町社協に出向いてします。月2回の例会では分かち書きの学習、プリントアウトされた物を製本、発送します。現在は列車時刻表、町福祉関連案内、社協だより等定例的に点訳しています。

会員のTさんは、列車ダイヤが改正されると、すぐ新しいダイヤを点訳して、視覚障害者の許へ届けています。また、Yさんは、下諏訪町社会福祉協議会が発行する「ふれあいネットワーク」を、点訳して届けています。Mさんは毎日の天声人語、医療記事をこまめに点訳し大変喜ばれています。またAさんは松本盲学校へヤングアダルトの点訳本を送っています。

点字の修得は分かち書きを始め個人の努力が必要ですが、グループで勉強をして励まし合い、刺激を受けて続けられています。パソコンがまだ出来ない人には校正を担当してもらい入力ミスのないようにチェックをします。ボランティアグループですので負担にならないように会員同士が仲良く継続できるようにみんなで協力し活動しています。

下諏訪町あかりの会 登内澄子



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