短歌を吟うで朗々披露


ハイム天白の詩吟・短歌クラブが発表会




 下諏訪町の特別養護老人ホームハイム天白(阿部正則所長)で26日、「第4回詩吟・短歌クラブ発表会」があり、毎月指導に当たるボランティアとともに、活動の成果を仲間に見てもらった。

 詩吟クラブは、諏訪岳風会下諏訪支部の小林玲岳師範から20人近くが手ほどきを受け、今年3月で10年目を迎えた。

 短歌クラブは県長寿社会開発センター諏訪支部短歌グループ(藤森弘国)グループ長)が12年ほど前から指導を行い、10人あまりが作品作りを楽しんでいる。

 合同発表会は文化祭にあわせ、3年前から始めた。初めに詩吟クラブのメンバーが「川中島」を合吟。続いて、「武田武士」・「九月十日」などを個人が吟じた。

 短歌は、短尺に書かれたそれぞれの作品を小林さんが読んで(吟じて)披露する趣向。
「歩く夢今日も見ました懸命のリハビリ効果未だ現れず」
「久しぶり諏訪湖1周ドライブし世の中変わりて我は浦島」
など、生活感溢れる内容。短尺は、それぞれの作者に送られ、喜ばれた。


 岡谷市民新聞社様のご好意により、2001年11月29日の記事より掲載。



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