胸背部痛
Q:
私は今年21になります。
私は15の時に耳に帯状疱疹ができ顔面麻痺になりました。それが原因かよくわかりませんがそれ以来、うつぶせになっていて起き上がろうとすると突然背中に激痛が走ってしばらく動けなくなったりしました。
最近は息を吸うときに穂ダリ胸に激痛が走って息を止めていないとしばらく楽になりません。手足が突然動かなくなったりもします。(力が入らない)数秒でなおるのですが。
で、きになって病院にいったのですが心臓は大丈夫みたいでレントゲンに異常もなく、医師から肋骨神経痛だか肋間神経痛かもといわれました。
これは何かの病気の予兆なのでしょうか?それともただの気のせいでしょうか?気になってしょうがありません。
A:
15歳の時、帯状ヘルペスに罹患されておられますね。帯状ヘルペスが直接関係しているかどうかは判りませんが、吸気時に背部から肋骨に沿って胸部へ放散痛が発生するようであれば、最も肋間神経痛が考えられますが!?
しかし、腹臥位から起立する際に背部だけでなく、胸部にも出現する疼痛でしかも、上肢が動かなくなるということは、脊髄神経かまたは、筋肉の運動器系になんらかの異状が発生しているということも可能性としてあり得ます。
例えば、以前鞭打ち症で胸椎や肋骨を強打したとか?そのために、肋骨にひびがはいったとか?または、胸肋関節に異常があるとかなど…。そういうことが後々疼痛として出現することもあります。
最近、パソコンを仕事にしているということはないでしょうか。テクノストレスといって、パソコンなどを長時間使っていて、頸から肩背中に持続性こりがあると、僧帽筋や広背筋などに緊張が起こって、体位変換時頸や背部などに、疼痛として感じることもあります。
X−線検査もされておられて異状がないということであれば、それほどご心配したり、くよくよされるほどのことはないように思いますが…。
病気の予兆を心配しておられますが、あなた様の症状からみて、鍼灸治療が適しているように思いますが、鍼が嫌でなければ、鍼灸を受けてみてはどうでしょうか。案外早く治るかも知れません。
どうぞ、お大事して下さい。