自己診断
Q:
肋間神経痛ではないかというのは自己診断です。じつは去年(2002年)の9月に胸部が痛くなり、内科診療をうけました。さしてレントゲン検査を受けましたが、別に以上は無いといわれました。
また検査という件については毎年7月に人間ドックに入り、去年のそれも胸部に異状は有りませんでした。
それで9月の内科診療にもどりますが、そのときは痛み止めと湿布薬をもらい、直ったような気がしていたのですが、今年3月頃にかなりな痛みを感じ、また同じ内科診療を受けました。そのときもレントゲン検査をしたのですが異常はなく、問診のなかで20年前肺炎で入院をした話をしましたが、その話しをうけて、そのときの癒着が原因ではないかといわれましたが、はっきりしません。
その後いままで、痛みが続いています。痛みの特徴としては、根を詰めた細かい仕事や神経を使う仕事の最中にきりきりと痛くなり、朝と夕では圧倒的に夕方に痛くなります。
これが肋間神経痛だとしたら、完治の方法はあるのでしょうか。突然でぶしつけですが、何かアドバイスがいただけたら幸甚です。
A:
医療機関を受診されて、レントゲンなどの精密検査結果、異状ないということのようですが、胸部内臓だけのことでしょうか?それ以外に胸椎や肋骨・胸骨・肋間筋などにも異状はないということでしょうか?
上記の各部に異状がなく、以前肺炎を患ったことがあるとすれば、癒着も考えられますし、しかも夕方疼痛が増強することを考え合わせれば、疲労に伴う胸部痛ではないかと思われますが、帯状疱疹(ヘルペス)などを発生したほとはありませんですよね。
肋間神経痛は呼吸特に、吸気時が苦しくなり、胸部全体が痛むことはなく、肋骨神経の走行に従って痛みが発生します。
職場が比較的寒いということはありませんか?最近は男性でも冷え性の方もおられます。胸部を温める治療をしてみられては如何でしょうか。
たとえば、お灸を「肺兪・厥陰兪・心兪・膈兪・膏肓・P中・失眠」などにしてみて下さい。つぼの部位は「経穴名検索をご利用下さい。
では、お大事にして下さい。