テニス肘





   Q:
36歳主婦です。  私はバドミントンをしてまして、去年テニス肘と言われ治療を受けました。しばらく休んでましたが、今年8月ごろから週2〜3回始めたところ、9月中頃より前腕から肘にかけて痛みが出てきました。

 1ヶ月ほど休み少しずつし始めたところ最近上腕のほうも痛くなりました。でもプレイ中は痛くなく、その2日後に痛みが出てきます。

 今準備運動やストレッチもしてから始めていますが、やはりやめておいたほうがいいでしょうか?

 それからできればよいストレッチの方法等教えていただきたいのですが・・よろしくお願いします。


   A:

 テニス肘とは大変ですね。治癒には時間がかかります。
 テニス肘は、《上腕骨外上顆炎》のことですが、前腕の頻回な回旋運動を要する人の、肘外側(上腕骨外顆部)に生じる疼痛です。

 この場合は、治療で一度治癒して、再開されて悪化されていますので、バドミントンによるover・useが原因の一つであろうと考えられます。

 激痛が持続するようであれば、橈側手根屈筋、回外筋、総指伸筋などの、外顆付着部における腱の部分断裂もありえますし、さらにはそれによる外傷性骨膜炎ということも考慮して、以前受診されていた先生にお願いしてみてはいかがでしょうか。

 とりあえずは、バトミントンはお休みにして、安静にして下さい。完全に治癒するまでは開始してはいけません。

 特にテニス肘に良いというストレッチはありませんが、これもしないほとに超したことはないと思います。

 バトミントンのプレー中の疼痛はないのに、後に症状が出るということは、肘関節付近の筋肉などにも影響しているのではないでしょうか?診ていませんのではっきりしたことは言えませんが…。

 肩井・曲池・三里・至徳・合谷などに千年灸をしてみてはどうでしょうか。

 但し、火傷などしないようにご注意下さい。

 では、お大事になさいますように。





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