しかし、患者さんが訴える症状には鍼がより効果的と思いますので、鍼治療をしてみましょうと、鍼が痛くないことについて、色々と説明をした上で、患者さんの同意を得て、鍼をしますと、「意外と鍼って思ったほどの痛みはないですね」と異口同音に言われます。
治療に使用している鍼の素材は、金・銀・ステンレスなどですが、金はあまりにも高価であり、主として銀やステンレスが使われています。鍼は注射針や縫い針のような硬くなく、比較的弾力性があります。粗暴な使い方をしなければ、治療中に折鍼することもありません。
鍼は皆さんが想像しているような先端が鋭く尖っている物ではありません。直径0.14ミリ〜0.34ミリほどの細い鍼で形状には何種類かありますが、通常使用している鍼は、先端は卵形をしています。したがって、身体に鍼を刺入しても、無痛に近い状態で、鍼治療がうけられるわけです。
鍼灸治療は、国が定めた国家試験に合格した者だけが行える行為です。無免許で鍼灸行為をしてはならないことになっているのです。