バックアップ

　以前からシステムのパックアップをしたいと思っていながら、伸び伸びになっていましたが、最近パソコンの状態がすこぶる良好だったので、１週間前、この時がチャンスと考え、バックアップを取ることにしました。

　内蔵ハードディスクを増設して実施すれば、以下の失敗をまねくことにはならなかったと思いますが、取り付けが容易でなかったことと、よしんば取り付けたとしても、パソコン内蔵に発熱が余計に発生する恐れががあると考えて、最も簡単に出来る方法を取ることにしました。

　そこで、ＵＳＢ外付けハードディスクを買ってきて、エクスプローラーで確認すると、ちゃんとドライムを認識するので、これでバックアップが実施できると安易に考えたのが、そもそも失敗の始まりでした・・・（汗あせ）。

　いくらＵＳＢが遅いとは言え、２時間経っても何の変化もないので、やむなくパソコンのパワースイッチを切ってしまいました。

　そしたらどうでしょう…！！暫くしてパソコンのパワースイッチを押してもパソコンが全く立ち上がらなくなりました・・・（涙なみだ）。

　私が視力がないため、晴眼者に見てもらうと、ドライムとして認識していても、外付けハードディスクが書き込める状態になっていなかったではないですか！？

　あるいは、パソコンのパワースイッチを切る前に、画面の状態を見てもらっていれば、最悪の事態は避けられた可能性があったと思います。

　ここでじたばたしてもはじまらないので、ある程度のデーターはバックアップしていたので、多少失われたデーターは仕方ないと諦めて、リカバリーをすることにしました。

　いつもこのような事態に接した時、私が視力がないため、人様の手を煩わせなければならないということです。これは、私のみに限らず、視力のない我々にはどうしようもない現実です。

　晴眼者のサポートを受けるにしても、相手の都合次第で、早くリカバリーしたいと思っていても、すぐにというわけにはいかないのが実情です。

　サポートを受ける視覚障害者にしても、パソコンの知識によってそれぞれ範囲が異なります。私の場合は、リカバリーした時、立ち上がるところまでサポートしてもらえば、後の環境は自分で出来ますので、その点問題はないのですが、音声がしなくなった時が、画面にどんな表示がされているのか判断できないのが大変困ってしまいます。

　このような現象には、私ならずとも、視覚障害者には大なり小なりあると思います。いつになったら、こんな悩みから解放されるのでしょうか！？