ボウリング大会





 平成15年6月26日、岡谷市において諏訪鍼灸・マッサージ師会の青年・女性部の主催でボウリング大会が行われました。余り運動をしない私は、少しでも運動になればと年甲斐もなく2つ返事で参加をOKして、本番に臨みました。参加者は16人その他付き添い数名がみえておられました。

 ボウリングについては全くプレイしたこともなく、知識すらありません。ただ知っていることと言えば、レーンの向こうに10本のピンが正三角形に立ち並んでいて、レーンの上をボールを転がしてピンを倒して競うスポーツであることと、1ゲームが300点が満点であることぐらいです。ボールを見たのも初めてならば、持つのも初めてであり、投げるのも初めてでルールも知らない総てが初めて体験するスポーツでした。

 ボールの重さは決まっておらず、思い思いの重さのボールを使用していました。私は全く分かりませんので、取りあえず8ポンドを使うことにしました。 重さの単位がポンドで表していましたので、事典で引いてみました。

 直径約22センチメートルの非金属性のボールを転がし、約20メートル前方の床上に正三角形に並べた徳利形の一〇本のピンをできるだけ多く倒す競技。三〜四世紀頃からドイツの修道院で悪魔に見立てた棍棒を倒した「ケーゲル倒し」が原形という。十柱戯。

 とありました。

 一緒に行ってくれた女性が、ときどき家族でボウリングをしているということで、いろいろ教えてもらいながら、2ゲーム行いました。

 2ゲームプレイしましたが、1ゲーム目は、2回「スペアーというんですか」を取り、最後のフレームでストライクを取りました。この分でいけば、2ゲーム目は1ゲームよりスコアが出るのではとはりきってプレイしましたが、スペアは1回だけでした。

 以前はスコアを手で書き込んでいたそうですが、今日では総てがコンピューター化されていて、途中経過の点数までが画面に表示されるようになっていて何でもコンピューターの時代だと改めて感じた一時でもありました。

 10メートルも先にあるピンが、視覚障害者には判りません。たとえあの騒音の中では、目標に鈴など鳴らしても、おそらく聞き取りにくいと思われます。せめて、ボールを投げる足元に、ピンの方向が判る点字ブロックなどを敷いてあればもっとプレイが楽しく出来るのではと思った次第です。

 普段使わない筋肉を使ったりしたので、翌日は昨日のボウリングの疲れがでるのではと気になっていましたが、大したこともなく大丈夫でした。そういえば、数日前100歳の男性が毎日ボウリングで楽しんでいるという放送がありました。その方からすれば、私はまだまだ子供のようなものです。




  • 徒然なるがままへ戻ります


  • サイトトップへ