通信障害
NTT東日本のインターネット接続サービス「フレッツ」で、ネットや光回線を使ったIP電話・ひかり電話などが使用不能になる大規模な通信障害が発生した。それは、5月15日午後6時45分頃であった。
いつもなら、スカイプを起動すると、10人や20人のアイコンが表示されるのに、アイコンが全く表示されないので、この時間にしては不思議だなあと思い、たまに起こるモデムの異状かと、インターネット・エクスプローラーを起動しても、サーバーが見つからないなどのメッセージがあり、おかしいとメーラーを立ち上げても同様のエラーになるので、我が家だけの通信エラーかと思い、モデムやルーターなどの電源アダプターを外したりしてあれやこれやとやってみても、回復の見込みもなく、思案にくれていた矢先、携帯へ友人からメールが入り、そこで初めて、NTT東の光りやADSLの通信障害が発生していることが分かった。通りで、2台の電話も使えないわけである。
光り通信にしてから初めての経験であり、予想だにもしていなかった今回の障害だったので、私が慌てたのも無理からぬことである。
昨晩は、友人とスカイプで、ソフトウェアのインストールをする約束になっていたこともあり、1分でも、1秒でも早く回復を期待していたが、ついにこの夜は復旧することはなかった。
午前1時私が起きてパソコンを立ち上げた時は、まだ繋がることはなかったが、障害が発生した翌日の未明1時35分に全面復旧したとテレビで報じていた。
がしかし、我が家の固定2台の電話が復旧して、完全に使えるようになったのは、通信障害が発生してから、翌日の10時過ぎであった。
今回の通信障害は、東京23区を覗く北海道から東北・関東甲信越の広い範囲に発生したということであるが、285万世帯に影響があったということである。
偶然はよく重なるものであると言われますが、実際災害などに遭遇した時、通信を信頼している今日、連絡手段が断たれたらと思う時、この先が思いやられる。