カラオケ大会
春爛漫、満開の桜の下で、「カラオケ大会」が開催されました。会場に当てられていたアスナロ公園では、「カラオケ大会」の前に太鼓の演奏が春の空に響き渡っていました。
下諏訪では、町起こしとして、町観光課、旅館組合、青年会議所が一緒になって、いろいろな行事がおこなわれています。4月16日から24日までは、三角八丁巡りと題して様々なイベントが催された中の一つに「カラオケ大会」がありました。
この「カラオケ大会」があることを知ったのは、今年3月号の「クローズアップしもすわ」でした。私は、早速申し込むことにして、下諏訪町役場の観光課へ電話して申し込み用紙を送ってもらうことにしました。
家内に話しをしたところ、家内は、「この歳をして恥ずかしくもなく、止めなさい」と当然のように反対しました。その家内はといえば、10年くらい前だったか、九段会館で全国詩吟大会で、5000人を前にして独吟を吟じているのです。身内をほめるつもりは毛頭ありませんが、当時の家内は詩吟は声も澄んでいて素晴らしい吟詠でした。今でも上手には違いないですが…もちろん私は賛成しました。
詩吟とカラオケを同等にみなすつもりはないですし、それに家内ほど上手とも思いませんが、私は、「参加することに意義があるんだ」と言って、必要事項を書いて申し込みをしました。
家内が「止めて」というのも無理もありません。もう10年も前でしたら、今より少しは人様に聴かれても何とかなったかも知れません(笑い)。そのころだったか、あるいはもう少し前だったか、下諏訪文化センター小ホールで、「カラオケ大会」が行われたことがありました。その時は、何回も断りましたが、どうしてもと主催者の一人に頼まれて、出場したことがあります。何が良かったのか・・・たまたまだったのか?確かにトロフィーを頂きました。
この歳になって、家内に言われるまでもなく歌唱力は以前より落ちていることは事実です(苦笑)。我が家で練習していても、なんと下手になってしまったんだろうと、私もそれは認めています。
当日4月23日は、晴れてはいたものの、この時期にしては寒く、諏訪湖から吹き付ける風がなんと寒いことか!!あまり日射しの強くない中で、午後12時過ぎに野外「カラオケ大会」は開始されました。
出番が1番か最後だと嫌だなあと気にしていたところ、受付で、番号札をもらって4番だと分かって内心喜びました。そして、私の出番がきました。歌詞を忘れては失格になると気にしながらも、壇上に上がると曲が流れ始めました。この頃は歌詞を間違えたり忘れたりが多くなってきました(笑い)。最後まで心配していた歌詞も間違えることなく歌え終えて、ほっとしました。自分でもいつもよりうまく歌えたなあと思いましたが、あるいはカラオケ装置が良かったのに助けられたのかも知れません(笑い)。
参加者の中に子供さんが2名いましたが、私の前後に出演した中にも、私より歳上の方が何人もおられて、最高齢者はなんと79歳でした。これにはびっくりしました。
優秀賞は頂いてきたまではよかったのですが、翌日、日に照らされていた右顔の半分が「ひりひり・ぴりぴり」して、ただでさえも醜い顔が・・・!?かなり赤くなっているとのことでした。(年寄りの冷や水か!?・・・やれやれ!)。