交流会へ出席して!





 7月26日、下諏訪町図書館において、朗読ボランティア「やまびこの会」と利用者との交流会が行われました。両方あわせて60人が参加されたそうですが、町長さんはじめライオンズクラブからも来賓として列席しておられました。

 交流会を始めて、今年で23回になるとのことですが、それまでには、町長も何人か交代されていますが、町長さんが来賓として交流会に列席されたのは、今回が初めてのことではないかと思います。

 交流会も最初の内は諏訪地域の利用者に限られていましたが、数年前から「やまびこの会」も、朗読図書を全国に貸し出しをしていて、何年前からだったか遠くは長野市からも参加していたこともありましたし、今年は松本市からも参加していました。

 今日の交流会は、午前11時より開始と聞いていましたが、私は患者さんの治療の都合で定時より遅れることになり、私が会場に着いたときには、既に出席者の自己紹介が始まっていました(汗汗)。予め席は決まっているとのことでしたが、取りあえず入り口のテーブルに着きました。全員の自己紹介が終わった時点で自分の席へ移動しましたが、なんとそこが町長さんのテーブルでした。

 午後1時より「やまびこの会」会長の開会の言葉に始まり、町長さんの挨拶に続いて、数人の来賓の言葉があり、利用者の立場から、岡谷市の林七美さんが挨拶しました。

 交流会では毎会「やまびこの会」の会員が、朗読の勉強の成果を発表していますが、今年は「平家物語」と題して、小林玲岳さんの「祇園精舎の鐘の声」の詩吟で始まり、会員の 宮坂美佐子さんが「先帝身投げ」を、小松建子さんが「那須与一」を朗読されました。最後に、土手内守人さんの「舟弁慶」の薩摩琵琶の弾き語りがありました。

 琵琶はテレビやラジオで聴いたことはありますが、直接生演奏を聴いたのは今日が初めてでした。私だけでなく初めての方もいて、たくさん質問があり、一つ一つ丁寧に答えておられました。皆さんの中には、直接手に取って弾き方を教わっていた者もいました。

 「やまびこの会」の皆さんは、この交流会を行うに当たって、何ヶ月も前から計画をたてて当日に備えておられますが、回数を重ねるごとに充実して、朗読ボランティアの活動のレベルの高さがひしひしと感じられます。

 年に1回の交流会ということもあり、懐かしく言葉を交わす方や初めて挨拶される会員もおられました。このように誰彼となく気軽く声をかけておられて会場は終始和やかで雰囲気もよく、会の進行係の方も大変上手で、わきあいあいの内に終了しました。

 交流会の場だけでなく、どこで行き会ってもさりげなく声をかけられる皆さんであって欲しいものと願う一時でした。




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