80周年記念式典
一口に80年と言っても省みれば、大変長い年月です。長野県鍼灸マッサージ師会は、今年発足80周年を迎えました。
例年になく猛暑の中、平成13年8月5日、
松本市の浅間温泉ウエストンホテルにおいて、長野県鍼灸マッサージ師会創立80周年及び夏期大学医学40回開講の記念式典が、執り行われました。
会員は100人足らずの一寸さびしい出席でしたが、元厚生大臣の宮下さんをはじめ、国会議員や県議会議員の多数のご列席を迎えて、最近になく素晴らしい式典でした。
午前10時半より開会し、会長の式辞に始まり、長野県鍼灸マッサージ師会の歩みの報告があった後、長年にわたり地元支会の運営と発展に貢献した者、夫婦で25年以上にわたり会に貢献した者、支会長を10年以上務めた者、長年にわたり従業員を雇用し指導育成に貢献した者、長年にわたりボランティアとして、各支会の運営に貢献した者、夏期大学医学講座を10回以上受講した者など、それぞれの立場で表彰状を授与され、事務員の総合司会により午後12時閉式しました。
午後1時より記念講演がありました。講師は、筑波大学教授西條一止(医学博士)さんで、演題は「変貌していく社会に対応していける3療とは」でした。
鍼灸マッサージが置かれている現状と変貌する社会にどのように関わっていくべきか。それには、今後鍼灸マッサージの教育を問い直していくべき時期にあるのではないのかという鍼灸マッサージの諸問題について話されました。今、筑波鍼灸3年短期大学を4年大学昇格にするための準備をしているとも話されていました。