氏名 |
法名 |
通称・官途・受領名 |
冷泉家房 |
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源少将 |
藤原英房 |
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式部少輔 |
? |
元覚 |
内蔵権頭入道 |
結城宗広 |
道忠 |
上野入道 |
二階堂行朝 |
行珍 |
信濃入道 |
結城親朝 |
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三河前司 |
二階堂顕行 |
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山城左衛門大夫 |
伊達行朝 |
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左近蔵人 |
元弘三年(1333)六月、後醍醐天皇により新政権が樹立されると、同年八月五日北畠顕家が陸奥守に任ぜられ、十月二十日義良親王(後の憲良親王、即位して後村上天皇)を奉じて陸奥国多賀城に下向し、奥州経営に着手した。
奥州式評定衆は陸奥国府(奥州小幕府、奥州将軍府)の最高合議機関で、北畠顕家とともに下向してきた公家と北関東・奥州の武士八名で構成されていた。