家格 家柄 役職 家数 家臣名
引渡一番座 佐竹氏一門、譜代世臣、佐竹氏に従った戦国時代の大名。
正月の宴で、引渡膳が配された下段之間に着座し、藩主のいる上段之間で盃を頂戴する格式があった。
(後に芦名は断絶し欠座、宇都宮は引渡二番座へ、宇留野は廻座へ)
所預(支城主)、家老 6〜11 佐竹(北)、小場(西)、石塚、大山、戸村、今宮、小野岡(小野)、岡本、古内、(芦名)、(宇留野)(宇都宮)
引渡二番座 佐竹氏一門、佐竹氏に従った戦国時代の大小名など。
正月の宴で、引渡膳の配された下段之間に着座し、藩主のいる上段之間で盃を頂戴する格式があった。
(後に須田、松野は廻座へ)
所預(支城主)、家老 10〜12 佐竹(東)、佐竹(南)、真壁、宇都宮、多賀谷、茂木、伊達、武茂、矢田野、塩谷、(須田)(松野)
廻座 譜代世臣、勲功将士、門閥分家、藩重職経験者。
正月の宴で、下段次之間に廻座で着座し、下段之間で盃を頂戴する格式があった。
(時代が経るにしたがって増加)
家老、相手番、寺社奉行、大番頭など 32〜56 小野崎(2)、和田、小貫、酒出、松野(2)、早川、宇留野、真崎、小田野、小場、戸村、小瀬、今宮、小野岡、古内、茂木、向(小鷹狩)、渋江(2)、須田、田代、前小屋、赤坂(石川)、福原、佐藤、梅津(5)、玉生、船尾、中川、細井、小野寺(2)、矢田野、塩谷(2)、武茂、大越、山方、荒川、大塚、信太、黒沢、疋田、岡谷、白川(結城)、土屋、八木、大沢、真壁、平元
一騎 由緒ある者で概ね150石以上の士。
諸奉行、用人、留守居、納戸役、膳番、刀番、目付、物頭など 300余
駄輩 概ね70石以上の士。 副役、調役、大番組頭、大番士など
不肖 概ね30石以上の士。 大番士、諸役人など
近進 駄輩格以下で、分家並びに新規召し抱えの士など。 旗本、諸役人、鷹匠など
徒士 大半が給金・扶持取りで、新規召し抱えの士など。 諸役人
郷士
秋田久保田藩佐竹氏家臣の家格