香りを漂わせる

お部屋の使い方に合わせて、空間を素敵に演出しましょう。
手軽に楽しめて、素敵に空間を演出する方法としていくつかをご紹介します。
アロマストーン、アロマスティック、保冷剤を利用して
アロママグ、ディフューザー
アロマランプ、キャンドル
アロマスプレー
香りのお勧め
精油は、単体でもブレンドしても良いのですが、
香りが強すぎると気分が悪くなることがありますので、
適度な量、適度な換気が必要です。

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アロマストーンやスティックを利用する
アロマストーン

保冷剤

・セラミック製で出来たアロマストーンやボール、木片などに
 精油を2〜5滴垂らしておきます。
 香りの拡散は緩徐なので、じっくり香りをくゆらしたい時にお勧めです。
 香りが薄くなったら、また精油を足して使います。
 長く置いておくと、ストーンの下にシミが出来る場合がありますので、
 陶器やガラス製のお皿の上などおきましょう。

・アロマスティックは、瓶にアルコールで希釈した精油を入れ、
 アロマ用スティック(ラタンスティックなど)を挿します。

・保冷剤をお気に入りのカップに入れて、精油2〜5滴垂らします。
 香りが薄くなったら、また精油を追加します。


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アロママグやディフューザーを利用する
・アロママグは、マグカップに熱湯を注ぎ、精油を1〜3滴垂らします。
 香りの広がり方は弱く、時間も短いのですが、ほんのひととき
 楽しみたい時にお勧めです。
 香りを広げたいときには、近くに置きましょう

・写真は、電源式のアロマ専用のディフューザー(芳香拡散器)
 です。受け皿に、お水と精油を入れスイッチオン。香りが、細かい
 ミストとなって、部屋いっぱいに広がります。
 水量によって持続時間が異なりますが、液が無くなり次第、
 自動的に停止します。
・近年、種類が豊富に出回っておりますね。写真のものは、
 3色のライトが順番に灯りますが、消灯も出来ます。


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アロマランプやキャンドルを利用する
・写真のアルマランプは、コンセントに差し込み式でオンオフ
 のスイッチがついています。
 上皿に、お気に入りの香りを3滴垂らして、自然拡散を狙います。
 ランプが高熱になるわけでは無いので、それほど拡散しません。
 廊下や、部屋の入り口あたりに灯し、足下の明かり取りにも活用しています

・他に、オイルウォーマーと呼ばれる専用の容器があります。
 下からろうそくを灯し、その熱を利用して拡散するタイプです。
 火を使いますので、近くにいて過ごすことが出来る時に
 使いましょう。
・アロマキャンドル
 手作りのアロマキャンドルは、自然の柔らかな香りに癒やされます。
 作る時も、使う時も、火の扱いには気を付けましょう。


アロマキャンドル1本分 作り方

準備するもの
・精油 10滴
・無香料のロウソク 50g
・かき混ぜ棒(木製でも、ガラス製でも)
・湯煎用鍋
・キャンドルを固める容器
・キャンドルの芯(たこ糸など)
作り方
  1. ロウソク50gを、溶けやすいように削ります。
  2. ビーカーに削ったロウソクを入れ、湯煎して溶かします。
  3. 火を止めて、精油10滴を入れ良くかき混ぜます。
  4. 芯を設置した容器に、Bを流し入れます。
  5. そのまま冷やし、固まったら容器から外します。
       (耐火性容器なら、そのまま使用することが出来ます)

留意点;
・精油は引火しやすいため、加える際は必ず火を消してから作業して下さい。
・あらかじめ、真にロウを含ませておくと、使用時に火が付きやすくなります。
・ロウの代わりに、ミツロウを使って作ることも出来ます。


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アロマスプレーを利用する
・ルームコロン、キッチンコロン、掃除用スプレーなどに用いることが出来ます。
 常備して、気分を変えたいとき時やゴミ箱の消臭とか、必要なときに
 シュッとひとふきして下さい。

・アルコールが入っているので日持ちしますが、1ヶ月を目安に
 使い切るようにしましょう


アロマスプレーの作り方;(全量100ml、精油濃度1%の場合)
準備するもの
  • 精油 20滴
  • 無水エタノール 90ml
  • 精製水 9ml
  • 100mlスプレーボトル
       (出来れば、遮光のもの)
作り方
  1. 精油を合計で20滴になるように、ビーカーで調合します。
  2. 無水エタノールを90mlを計り、@に加えて混ぜます。
  3. Aに精製水9mlを計り、加えます。
  4. スプレー容器に、Bの全量を入れます。

留意点;
 ・全量に対し、無水エタノールの割合が80%より少なくなると
  精油が完全に混ざらないことがあります。
 ・出来上がったスプレーは、直ぐに使用することが出来ますが、
  コロンなどが目的の場合は、時々混ぜながら2〜3週間ほど
  冷暗所で保存してから利用することをお勧め致します。
  これは、時間をおくことで、アルコール分が抜け、
  香りが熟成するからです。


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香りの実際をご紹介
玄関の靴箱に・ガラス瓶に、重曹 1/2カップに、精油 5-6滴
 を入れ、瓶の口の部分にガーゼで蓋をして、下駄箱の中に入れておく。
 香りが薄くなったら、精油を追加し、重曹が固まってきたらほぐし、
 ほぐせない程固まったら取り替える。

・アロマストーンに精油を置いても良いでしょう。

お勧めの精油
リトセア(クスノキ科)アトラスシダー(マツ科)
ティートゥリー(科)グレープフルーツ(ミカン科)
・靴箱の香りが玄関に広がり、家族の帰宅時安心させる効果があります。

リビングを演出する ・アロマストーンや木片、時間が無いときはティッシュペーパーを
 利用します。小さな部屋なら精油3-5滴が適量となります。
・ディフューザーで拡散しても良いでしょう
お勧めの精油
フランキンセンス(カンラン科)ラベンダースーパー(シソ科)
サイプレス(ヒノキ科)ローズウッド(クスノキ科)
子供部屋に ・子供の好きなバニラの香りだったり、一人で寝る
 不安感を緩和する香り、勉強に集中を促す香り等々

お勧めの精油
ベンゾイン(エゴノキ科)カモマイルローマン(キク科)
オレンジスイート(ミカン科)ベルガモット(ミカン科)

寝室に ・安らかな眠りを誘う、あるいは催淫作用のある
 香りを選んではいかがでしょうか。

お勧めの精油
ラベンダー アングスティフォリア(シソ科)プチグレン(ミカン科)
イランイラン(バンレイシ科)ローズ(バラ科)

仕事部屋に ・日常から離れて、気持ちを落ち着かせ、物事に集中出来る
 ような香り、または、お気に入りの香りがあれば、是非ともお試し下さい。

お勧めの精油
ジュニパー(ヒノキ科)レモンバーベナ(クマツヅラ科)
アカマツヨーロッパ(マツ科)ローズマリー(CT;シネオール)(シソ科)

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