アラビアン・ジャスミン(モクセイ科) 漢名;茉莉花(マツリカ)
茉莉花と言ってしまうと、日本では
別の花(ニオイバンマツリ、アメリカジャスミン)を連想されるのではないでしょうか。
また、名前にジャスミンとつく花も結構見られます。
香りが似ていることから、よく混同されてしまいますが、
モクセイ科には属しておりません。
さてこのアラビアンジャスミン…
ジャスミンティの香り付けに使われています。
ジャスミンの蕾を敷き詰めた上に、緑茶を広げ、
約一晩掛けて茶葉に香りを移し、丁寧に花びらを取り除く…、
この工程を、数回繰り返すらしいです…。
最後に入れたジャスミンの花びらは、一緒に残しておきます。
また、生の花10輪程に湯を注ぎ、香りの白湯を楽しんでみても…
沖縄のさんぴん茶も、ジャスミン茶ですが中国語の香片茶(シャンピェンツァー)
が転じてさんぴん茶になったとか。
ジャスミンと名の付く花には、黄色のカロライナジャスミンのように、
有毒植物もございますので、注意が必要です。