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総合学習研究通信 No.7
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1.わが校の「総合学習の時間」のハイライト
(「総合学習を創る」から抜粋)
(1) 始めようリサイクル:金沢市立不動寺小学校
・市の空き缶回収車をよぼう
・牛乳パックのはがき作り
(2) めざせ!バリアフリー祝町:北九州市立祝町小学校
・車椅子体験で、障害のある人の心を理解しよう
・人は一人ひとり条件が異なる。それが個性だから、互いに尊重し合い
助け合っていこう
(3) 学校農園活動:秋田県雄勝町立湯の小学校
・大根を育てよう
(4) どうぶつのあそび:富山大学附属小学校
・モコちゃん(ひつじ)と一緒のお散歩
・モコちゃんの絵を描こう
・ライオンになって、草食動物をおそう(ごっこ遊び)
(5) つくろう・あそぼう:松山市立番町小学校
・「わたしたちのお化け屋敷」を作ろう
・タフロープでおみこし作り
(6) なかよしの輪を広げよう:高岡市立定塚小学校
・地球にやさしいケナフを育てて、年賀状を作ろう
・夏の公園で、コシアキトンボを見つけたよ
(7) わたしたちのくらしと電気:世田谷区立喜多見小学校
・「夜の地球」の写真で日本の明るさを知る。
・原子力で電気を作った方がいいか
(8) 共に生きていることのよさを見つけよう:磐田市立田原小学校
・保育園に出かけて、ボランティア活動に取り組もう
・彫刻師を訪ね、一つの仕事に長年打ち込んだ人の話を聞こう
(9) ディスカバーふるさと・讃岐:香川大学附属坂出中学校
・昔の旅姿を実感する
・金比羅参りの上陸港:太助灯籠を調べる
2.ウェビングという技法 −興味・関心のマップをつくる−
ウェビングとはクモが巣をはる行為を意味する言葉である。総合学習は学習
者である子どもたちの「興味・関心」を基礎に学習活動を展開するべきものだ
と考えると、実はこのウェビングというあり方は学習活動をプランニングする
有力な技法となる。子どもたちは日常生活の中から学習してみたいと考える
「テーマ」を見つけだすに違いない。
例えば道化師について調べたいとしよう。こうしたテーマはどのような広が
りを持って展開すべきか、子どもたちと共に考えてみるのが「ウェビング」と
いう技法である。それは学習活動を予想すると共に、学習活動の航海図(マッ
プ)ともなるのである。
学習活動がどこに向かい、どんな活動から構成されるべきか、しっかり押さ
えておくことは教師にとっても子どもたちにも重要である。
誰が ┐ ┌ 顔の作り方
いつ頃から┼─歴 史─┐ ┌ 化 粧─┴─着物
他国では ┘ │ │
├ ピエロ┤
│ │ ┌ おかしな動き
長い棒──┬─バランス┘ └ 動 き─┼─笑い転げる動き
高いくつ─┘ └ 悲しい様子
3.子どもを変えた総合学習の題材 −共に生きていることの良さを−
(1) 単元について
「いま」を生きる私たちが命の重みを知り、それを大切にして生きてい
くためにも「生命」について自分の生き方とかかわらせて経験を通して
考えていく。
(2) 単元の流れ
・聾学校へ行き共に勉強する
近くの聾学校を訪れ、6年生と算数の授業を共に受けた。
・プレゼントをつくる
友達どうしで、聾学校へのプレゼントについて相談した。Y子は、こ
の時の感想を「私たちの描いた絵で、希望や生きていることの喜び
を持ってほしいと思います。みんなが私たちとうち解け、一つになれ
るといいと思います」
・共にスポーツテストに参加する
・話し合う
交流会では、自分たちの言っていることがなかなか伝わらなくて悔し
い思いをしました。