消防の仕事
学校がもし火事なら消防車は出張所から何台来るか
社会授業 授業展開
◎この前通信指令室から消防署に連絡する方法を勉強しましたね。それを思い出してほしいので、どこかの班にやってもらいます。
◎3人の班で、火事場から連絡する人、通信指令室の人、瀬名消防署の人に分かれて、簡単な劇をする。その際に携帯電話を使わせ臨場感を持たせる。
◎そうですね。通信知れ質から瀬名消防署に連絡が行き、瀬名出張所から消防車が発車しますね。瀬名消防署には、2台の消防車と1台の救急車があります。こ のうち何台の車が出るでしょう。
◎子どもたちの予想
理由を言わせる 自分の立場をはっきりさせる
◎切り返しの言葉 なぜ2台で行った方がたくさん消せるのではないですか
◎1台だけで役に立つのかな
◎4人いるなら2台出せばいいのに
◎1台の消防車に4人必要か
ノートに自分の考えを書いてみよう
◎必要だと思う
4人じゃないと仕事ができない
ではどんな仕事があるのかな
4人の役割を考えよう
◎もう一度言うけど2人だったら2台の消防車を出せますよ
そうすればたくさんの水を火事の現場に放水することができますよ
◎一人一人の仕事の内容はどんな内容だろう
○ホーズを持つ ○水を出す人 ホースを持って運ぶ人 ○指揮をする人
それぞれの仕事を確認していく
◎それぞれに役割があるんですね
◎暇な人はいますか 必死で消防士さんは仕事をするのだから暇な人はいないはずだ
◎4人で力を合わせないと火を消すことができないんだ
実際の授業での子どもたちの考えは、出張所にある消防車2 台救急車1台全部来るというものであった。教師の予想通りには子どもたちは流れなかった。結局消防車は1台でそれに4人乗ってくることを教える結果となっ た。子どもたちは意欲的に発言していた。
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