学級経営

 


黄金の三日間どうしていくか

 

 

 

黄金の3日間で子どもたちに指示することは何か(1)
席を決め計画帳を書かせるまで

 


始業式の時
担任の名前を校長先生が言う
勤続年数が長ければ子どもたちはどんな先生か知っている
子どもたちの声で、教師の評価が分かる

この場合の子どもたちの反応は余り気にしなくていいと思っている
子どもたちはだいたいの想像で反応をしているからだ
1年間子どもたちと接することで、子どもたちが評価してくれればいいのである

校長先生に名前を言われて、そのクラスの前に立つ
どの子も、どんな先生かなと好奇心いっぱいの目で見つめている
教師は、一人一人の顔をざっと見渡す
始業式の時には、この後校長先生の全校に向けた話などがある
それが終わって初めて子どもたちに指示を、子どもたちの前で出すことになる

 

指示1 教室に戻って静かに座っていなさい。○○君もう一度言いなさい。

 確認をすることは大切なことである。教師が指示したことが本当に子どもたちに伝わっているのかここで分かる。もし聞いていなかったら別の子に言わせる。今度の先生は、話をするだけでなくよく聞いていないと指名されるなと子どもたちに思わせることになる。
 教室に行って黙って子どもたちの前に立つ。子どもたちは指示1の通り、前の学年だった時の並び方で座っている

指示2 出席番号順に並べ替えます。全員立って後ろに行きなさい。1番から6番の子は、一番窓際の列に座りなさい 次に7番から12番の子、次の列に座りなさい

 具体的な指示をして、子どもたちを並ばせ、座らせる
 もし話声が聞こえたら、静かにやりなさいと静かに言う

 

指示3 先生が君たちの名前を覚える間ではこの席で勉強します。 

 出席番号で座らせると、学年始めにある保健の文書などをいちいち並べ替えなくてもよくなり、好都合である
 教師も早く名前を覚えることができる 

 

指示4  出席番号の1番から自分の名前を言ってください。いい方は「出席番号1番 ○○○○です。」

  担任は名簿でチェックする

 

指示5 (黒板に教師の名前を書き)今度担任することになった○○○○です。よろしくお願いします。

 この後どんな学級にしたいかを簡単に言う

 

指示6 計画帳を出しなさい。下敷きもしっかり入れましょう。

 あえて計画黒板に書かず、教師が言ったことを書かせる。これは1年間続けた。子どもたちに聞く力つく

 

指示7  隣同士で計画を見せ合いましょう。先生が言った通りに書いてあるか確認します。
      指で先生が言った所を指しましょう。
      1時間目学活 2時間目国語 とか確認していく。 

     

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