特別活動 学級経営
黄金の三日をどのように過ごし軌道にのせるか
黄金の三日間のうちにやることは山ほどある。すべてやるわけにはいかないが、これだけは落とせないものを中心に考えたい。
学習
教師の話し方
話の聞かせ方
姿勢
集合の仕方
体育の時の集合はゲームで
筆箱の中身
ノートの使い方
宿題
返事の仕方
特別活動
靴の整頓
係活動
掃除
給食
机の中の整頓
教師の話し方
教師の話は短く的確に!
向山先生は、話はなるべく短い方がいいと言われる
その通りでなるべく短く簡潔に言うことが必要だ。余り長いと子どもたちは聞いているようで聞いていない状態になる。
話の聞かせ方
最初は話し手を見ることを要求する
「先生の方におへそを向けなさい」
「最後まで先生が話し終わってから質問しなさい」
「先生が何を言ったのかもう一度言いなさい」(確認が必要)
姿勢
背筋を伸ばした姿勢をさせる
できない時には
「○○君の姿勢はとてもいいね。」と言う
いい子をほめることにする
それでもだめなら個人対応する
集合の仕方
集合は指2本出して2列で並ばせる
喋らず手振りで指示を出す
体育の時の集合はゲームで
一番集合の遅い子は、腕立て2回
これはゲームだからと言う
早く集合するゲーム
筆箱の中身
鉛筆5本 赤鉛筆 ミニ定規 消しゴム1個 ネームペン 余分な物は持ってこない
余分な物は、先生が帰りまで預かりますと言う
学年通信でも筆箱の中身を限定したいと書く
ノートの使い方
ノートには日付を書く習慣をつける
発問を写し枠は赤鉛筆で、その時にミニ定規を使う
ゆったり使う
算数のノートは特に
指2本分開ける
縦は2行空けて書く
算数の時には消しゴムは使わない 使ってはいけない
宿題
漢字、音読、計算
この3つがいつも入るように心がける
宿題を出さなければ家では勉強をしない子は多いはずだ
だからこそ宿題を出し
家庭学習をする週間をつける
返事の仕方
名前を言われたら「はい」と返事をさせる
朝と帰りの挨拶は、担任を意識させ
「○○先生おはようございます。○○先生さようなら。」と言わせる
ドリルテスト 副読本
テスト 正進社の国語算数を採用 答えが別にあり、解説もしっかりのっている
これを見れば教師の説明はいらない
ドリル 赤ねこ漢字スキルを使う 計算スキルもあるのでこちらも採用
両方とも書き込みがしやすく、問題が多くなくていい
授業中に使いやすいように工夫されている
TOSSでも絶賛ですね
お金に余裕があればうつしまるくんも採用したいところだ
特別活動
靴の整頓
靴をきちっと整頓してあるか3日間確認する
下駄箱に整頓しようという紙を貼っておく
ひな形は
黄金の3日間 TOSS熊本の先生である
http://www2.ocn.ne.jp/~nabetake/ougon.html
係活動
全学年の係を聞いて、一人一つの係には入る
なるべく係は細分化し、責任持ってやらせたい
掃除
班毎で分担して行わせる
2年生から6年生まではある程度掃除の仕方が分かっているので
掃除場所だけ決めてやらせてみる
給食
手荒いうがいをして、係ではない子は自分の席に座って待っている
出歩くのは禁止である
給食当番に言われるまでは静かにしている
マスクをつけている
嫌いなものも食べることが原則で行う
嫌いなものを家で食べることはほとんどないだろう
だからこそ学校で食べさせる
クラスの人数によるが
36人の場合は
12人ずつに分け、一週間交代で行わせる
給食のリーダーを決める
給食当番表は、ひな形を使わしていただく
黄金の3日間 TOSS熊本の先生である
http://www2.ocn.ne.jp/~nabetake/ougon.html
机の中の整頓
机の中には決まった物しか入れない
週末には机の中の物を机の上に出して下校させる
毎週のチェックが必要だ
とにかく最初の3日間が大切だ
特に2000年4月教室ツーウエイの見出しは教師の子どもたちへの姿勢が明確に書かれているものが多い
・「先生の言ったとおりにしなさい」で指示を徹底する
・教師の統率力は授業中にこそ試させる 短文の暗唱で知的な授業
・学習用具の点検を継続して行う
・ルールを決め、組織作りをする
・教室中がシーンとするうつしまるくん
・基本を徹底するゆるぎない信念こそアドバルーンをたたき落とせる
・2種類のアドバルーンに気を付けろ
・ほころびを見逃すな
先生が厳しいと思わせることは、大切なことである。これがないとクラスは崩れる。崩れる危機になる。
だからこそ最初が肝心なのだ。
1年間がスタータするこの時期、心を引き締めていくことが重要である。
学級経営がしっかりできれば、授業は楽しくなるし、子どもたちをほめることも多くなってくる。最初を甘くしてしまうと後のほうで厳しくするしかない。軌道を修正することは本当に難しいものなのだ。
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