漢字指導

漢字
毎時間最初の5分は漢字テストに当てる。前日に宿題に出したところから10問行う。まるつけは、隣同士で行わせた。教師がやることも確実に見ることができるという考えもあるが、子供たちに友達にまるつけをさせることで、子供たちに力がつくと考えて行わせている。漢字のプリントはその場で間違った問題を3回ずつ赤鉛筆で書かせて、漢字のノートに貼るように指示する。

実際の様子を書いてみる。

黙って10問漢字書き取り用のプリントを分ける

子供たちは、名前を書いて準備をする

子供たちの様子を見て、「1問目、○○。」2問目「○○。」と言って答えを書かせる。教師はなるべく無駄な話をしないで子供たち様子を見ながら進める。最後まで行ったところで、隣同士でまる。何回も行っていることなので、教師が何も言わなくても進む。

「プリントを貼ってあるか、学習長調べなさい。」
「終わった子は、音読をしましょう。」

国語の最初にいつもいつも行うことで、週間化できることが大きい。子供たちは、また今日もという考えにはならず、黙って行う。子供たちにリズムをつける意味でも有効である。子供たちも話し合い活動だけでなく、手や目や耳を使ってあきない授業を望んでいるはずだ。

音読の宿題
毎日音読の宿題を出す。現在行っている単元を読ませる。家で読んだかの確認は保護者に、計画帳に書いていただく。音読カードに書かせることもあったが、計画帳に確認のサインを書いていただくことで、保護者も我が子の計画の字を見ることになる。これがいいのだ。自分の子供が字をどのように書いているかを、保護者に確認させ、汚い時には怒ってもらえる。

授業中たくさん音読させたい時には、自分の席で読み、立って読み、黒板の前で読むよにさせている。子供たちは読む場所が違っただけで変化と捉えて、楽しんで行っている。教師は、子供たちの様子を黙って観察することができる。
話し合いの授業だけでない、国語の授業を更に模索していきたい。