向山型算数教え方教室 20000年5月号

<特集>うっとりする「算数ノートづくり」私の挑戦


向山型算数教え方教室 20000年5月号

<特集>うっとりする「算数ノートづくり」私の挑戦
◎ 算数ノートは月1冊以上使わせる
1, 筆算をきちんと書かせる
2, 余白をきちんととらせる
3, 間違いを消去させない
4, 一度間違った問題はやり直しをさせる
5, 使ったプリント類を貼らせる

◎ 「教科書チェック」なしに「うっとりノート」は作れない
1, 惨敗の成績
2, 向山型算数メーリングリスト
3, 「うっとりノートを書いてないとどこに書いてあるのか、分からないよ」
4, ついにテスト平均90点台

◎ 向山算数ノート指導10の原則
1, 教師がイメージをもつこと
2, ノートは22行のものを使う
3, 鉛筆は濃い物を
4, ノートに日付とページを書く
5, ミニ定規を使う
6, ノートはゆったりと書く
7, 消しゴムは使わない
8, ノートの書き方を教える
9, やり直しさせる
10, 1日1回は全員のノートに○をつける

このような取り組みをしてノートづくりをさせている。雑誌に書かれている詳しい内容まで書くことはできないが、うっとりとしたノートづくりにかかせないものは、
1, ミニ定規
2, 赤鉛筆
3, 確認(これをしないと絶対いい加減になる)
4, 粘り強い確認 やり直し
ではないかと思う。継続していくところに力は生まれる。