能率手帳の時代 1990
メモをテキストとしてパソコンに!


 前回は、梅棹先生の知的生産の技術に学び、カードを作りそこに自分の考えやひらめきを書くことを紹介しました。そのカードの時代も終わりを告げ、次に能率手帳の時代への入ってきます。
 なぜカードから能率手帳に変わってきたのか、それは、パソコンを使い始めたからです。自分の書いた発想を紙に書いてあるだけでは、それはアナログデータであり、デジタル化されていないのです。デジタル化されていないと、検索するのに大変です。カードの分類から目的のカードを見つけるしかありません。パソコンでデータを入力すると、自分の入力したデータから自分が捜したい自分が考えた生情報を探し出すことが安易にできます。

 パソコン
当時NECの独占市場であったPC98を使い、行いました。
機種 エプソン286VF 16ビット機
 ソフトVZエディター  ATOK7 これを5インチのフロッピーに入れて、メモを打ち込みました。
検索するのはGREPというソフトです。一太郎は当時、バージョン4,3位で、3枚のフロッピーを使って、差し替えて使うことで、ワープロを動かしていました。ところが、このVZは、1枚のフロッピーに楽々入り、しかも大変早いのです。
この発想を与えてくれたのが、


「ワープロによる知的生産の方法」 荻野綱男著


辞書に単語を登録しながら使う
人命の登録 地名の登録 片かな語の登録 ひらがな語の登録 複合語の登録

*ワープロによる論文の書き方
 レポート 清書 推敲の仕方
  ワープロの画面だけでなくプリントして読む
時間をおいて読む
他人に読んでもらう
タイトルを考える
 論文執筆の後始末
著作一覧のファイルを作る

*レポート執筆下書き
 目次から書く
 トップダウン方式による執筆
不明箇所はスキップして書く
重要なことから書く
自分に対する注釈をつけながら書く 発想メモはすぐにワープロに移す

*執筆の準備
 カードの変わりにワープロを使いこなすコツ
思いついたことは何でもすぐに書く
形式にこだわらない
検索のことを考えておく

 カードとワープロの長所短所

*ワープロによる手紙の書き方
 
*ワープロによるメモの書き方
日頃の積み重ねが多くの便利さを生む
 ワープロ手帳
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 ほんの注文表
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 家計簿
 子どもの記録

この本は自分がワープロを使う意味でたいへん参考になった どんなこともメモする考え方 カードを使わないでワープロを使い検索をすればできること いろいろと参考になり自分の知的生産が効率的に行われる助けとなるだろう

この本で一気に知的生産→パソコンの方向に傾いたのです。
今でも十分活用できる内容であると思っています。

能率手帳に書き込み
能率手帳は、1990年から使い始めています。いつでもどこでも共にして、一番最後の方にメモノートを挟んでおきそれに、通し番号で自分の発想を書いていきました。その中からメモをパソコンに入れる作業をしていきました。
テキストで管理することから、データベースソフトによる、検索を次に模索するようになりました。

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