4月に担任が決まる そこから始業式までの数日 準備として何をやったか
4月当初担任が学校長から発表される。その日から数日後新しい子供たちとの出会いがある。勿論3月後半指導要録を書き終えてから新しいクラスのための準備をするが、学年が決まらないと焦点がぼやける。学年が決まって初めて具体的な作業に入ることができる。それまでは1年の疲れを癒す時と考えてもいいかもしれない。
準備した物
☆教室ツーウエイ4月号
を買う 3月中に買って置いてもいいが、これは必要な雑誌である
☆昨年度使った週案簿
同じ学校では行事の流れはだいたい同じである
第1回の職員会議で配布された行事計画プリント
☆インターネットで黄金の3日間と検索する
☆教室ツーウエイ4月号
この雑誌は毎年4月号は学級経営に関わることが書かれている。これを読むことで、学級経営の具体的な方法が分かる。2001年の題名は、「特集 新世紀黄金の三日間の授業実践事例集」
最初に向山先生が書かれいる
新世紀、黄金の三日間が一年間を決める ー学級騒乱の苦しみに到らないためにー
この題名からして、いかに三日間大切なのか分かる。向山先生の文を書かせていただく。
「最初の三日間だけは神様のプレゼントとしか考えられないほど、子供たちが天使(エンゼル)になる。しかし、天国のような日々は一週間と続かない。・・・・・・・・・教師が登校拒否したくなる。このようになる確率は新卒教師ならほぼ八割だろう。・・・・・四十代、五十代になって学級騒乱状態になる先生は、決してめずらしくないのだ。油断は禁物だ。
黄金の三日間にやることは、学級のルールを決めること、授業のやり方を学ばせること、とびっきり楽しく素晴らしい授業をすることの三つだ。
当然、設計図を書かなくてはならない。前の先生のルールを一応は尊重して、きちっとした方針を決めなければならない。この時決めたルールが一年間を左右するのである。本当を言えば次の本を読んでほしい。
『子供を動かす法則』
『学級を組織する』
『授業の腕をあげる法則』
三日間で、一年間通用することを確実に決めなくてはならない。
強引ではいけない。子どももそれなりに納得することが大切だ。
グチャグチャのルールではいけない。
後で修正がきかない。
準備を十分にして、テンポよくリズムよく、楽しく、明るく決めていかねばならない。
これが、黄金の三日間に何はさておいてやることなのである。
むろん最初の三日間だけですべてだというわけではない。その後もクラスづくりの努力は続く。しかし、はじめが一番肝心なのである。
これ以外にも
向山先生ではないが
学級崩壊を防ぐための私の3日間
人間教育の根本は、この3つを徹底させること
あいさつができること
「はい」と返事をする
はきものをそろえる
1年間の命運は最初の3日間
黄金の最初の三日間にクラスを組織する。すべてである。
教師が、一週間留守をしても、学級が、子どもだけで運営できるようにしておく
簡単な具体的な行動から子どもを見る
しつけを見る
人間関係を見る
基礎・基本を見る
ノートは教師の指示通りに書かせる
約束事を示す
1,白チョーク 黒鉛筆
2,赤チョーク 赤鉛筆
3,囲み線 定規をつかって引く
4,緑のチョーク 写さない
便利かつ力がつくあかねこ漢字スキル
もちろんこれ以外にも様々な実践があるが
私のアンテナに引っかかったのは上のものである
いかに参考にして自分のクラス作りをしていくかが問題である
☆昨年度使った週案簿
昨年つかっていた週案は必ず使える
週案には、やるべきこと、授業計画などが書いてある
たとえ学年が違っても、一年間のサイクルはだいたい同じであるから
絶対に参考になる
昨年の今頃はどんな仕事をしていたのか。懸案事項はなんだったのか。だいたいメモしてある。それを参考にできるのだ。本当に1年前のことはほとんど忘れている。ちょっとしたメモがたくさんの記憶をよみがえらせる。
昨年度のメモを見ると
・保健関係名簿作り
・学年通信を作る
・キャンプ場に連絡
・筆箱の中確認
今年も同じような取り組みをすることになる。
☆インターネットで黄金の3日間と検索する
TOSSで検索をしてみると
「黄金の3日」で2ページ分出てくる
TOSSのホームページはたいへん有り難い
自分の参考になったホームページ
黄金の3日間 TOSS熊本の先生である
http://www2.ocn.ne.jp/~nabetake/ougon.html
学級開きということで長い文章であるが
具体的に子どもたちに対応している様子がよく分かる
http://www.icity.or.jp/usr/tanaka-k/sub1.htm
この他にも私の同僚である
森竹先生のホームページも見る
http://www.ag.wakwak.com/~hirosuke/
インターネットのお陰で本当に情報の共有化ができて、10年前と比較して多く勉強できる
教師のIT革命であもある
これらを参考にして自分として行ったことは
教師修行のところに書いてあるが
これとて一部分である
ただこれだけは言える
教師の姿勢で教師の対応で子どもは変わる
教師修行するのみである
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