第4学年1組 国語科授業案
1,日時 平成12年10月17日(火)第2校時 コンピュータ室
2,教材名 ローマ字を学ぼう (本時は、2/3)
3,本時の目標
日常目に触れる程度のローマ字を読んだり書いたりすることができる。
4,教材について
本単元は、日常生活で使われる簡単なローマ字を習得することが目的である。このローマ字を習得することは、ローマ字の理解に留まらず多方面に渡って活用できる。
例えば、コンピュータで文字を入力する際、カナ入力よりもローマ字入力の方が、覚えるキーが少なく活用できる。また、点字の学習でも、母音子音の関係で点字を書くためその学習にも導入しやすくなる。
このように考えると、ローマ字を学習することは、コンピュータで文字を入力できたり、点字を覚えたりと子どもたちにとって新たな世界を開く基礎になるとも考えられる。
他教科との関わりでは下述のような計画を立てて授業を進めている。
国語 手と心で読む 点字について関心をもつ
道徳 駅のできごと 目の不自由な人について学ぼう
国語 ローマ字を学ぼう 母音子音の組み合わせを知る
総合 点字を学ぼう
総合 ケナフで紙すきをし、それに点字を書き、目の不自由な方に手紙を送ろう
<研修テーマとの関わり>
「自ら学び、意欲が持続する支援の工夫」として今回は、コンピュータ学習と絡めて取り組んでいきたい。コンピュータは、ローマ字を入力していき変換すると日本語に変わる。自分が打ったローマ字が、正しければディスプレイに結果として、ひらがなが表示される。このコンピュータの特性を生かして、子どもたちの意欲が持続するよう取り組みたい。
5,展開
学習活動と予想される児童のあらわれ |
留意点(支援※) |
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自分の好きな言葉をローマ字に書いてみよう 誰がビンゴになったかな ローマ字でいろいろな言葉が作れるね
教師の問題を入力してみよう
あいうえおだけでなく、いろいろな言葉がローマ字で入力できるね 自分の名前もローマ字で書くことができてうれしいな
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子どもたちにゲームをさせることで、意欲をもたせる ※
(支援)まだ、ローマ字の苦手な子には、個人指導をする (評価)楽しくゲームができたか まずは、子どもたちに50音順に入力させる 3人で1台のコンピュータがあるので、残りの二人は、ノートにローマ字を書かせる ※
(支援)入力が苦手な子はグループで助け合って入力させる (評価)自分の名前をローマ字で入力できたか 次時予告 |