2000年7月16日、僕達は晴れて結婚することができました。

2000年7月16日、僕達は晴れて結婚することができました。

それは、僕(ヒサ)の粘り強さと、
ハミリンの気まぐれによるものだったのです。
どうしても、ハルチャンと結婚したかった僕は、
ありったけの力を振り絞って、
絶妙なタイミングで水槽のふちに飛び出し、
ハミリンに
「僕を連れってって〜!!」
アッピールしたんだ。


結婚した日の貴重なスナップ写真

当時はデジタルカメラを持っていなかったので、
残念ながら、ピンボケのアナログ写真しかありません

 2週間前にルミチャンを飼ったばかりで、すっかり満足しきっていた私が、突然ヒサ&ハルを飼う事になったキッカケは、親戚の「アッチャン」の勧めがあったからであります。

 ルミチャンを飼った事をいち早く聞きつけた鳥好きの「アッチャン」は、我が家のルミチャンを見た後、ペットショップをさらに物色しており、「K町のペットショップで非常に器量良しの文鳥の雛を見つけた」とのTELをかけてきたのであります。

 そんなわけで、その週の土曜日、主人とK町のペットショップにいそいそと出かけ、お店に入った途端、
初めて目に入ったのは、人目を引くほどの美貌の白文鳥の成鳥でした。
ここ数年、今までにあれほど美しい白文鳥にお目にかかったことはありません。

 一瞬2人とも舞い上がってしまい、「この文鳥のことだ!!」と思い込んでしまったのですが、少し落ち着いてから、でも
確か「アッチャン」は雛って言っていたはず・・・???
「変だなァ〜。」
と思い、我に返って、店主に「文鳥の雛はいますか?」と聞いてみると、いました!!いました!!なんと隅のほうに小さな水槽の中に入っている白文鳥2羽と桜文鳥2羽の雛達が!!どうみても、器量良しとは思えないような雛達が・・・・・。
特にハルチャンは、白いふにゃふにゃした得体の知れない小さな物体のように見えて、
アレ〜。コレが〜。ガッカリ!!という感じでした。
桜文鳥の2羽の方は、まあまあ可愛く見えたのですが・・・・・。

 でも、
(本当はチョット見るだけのつもりで行っただけなのに・・・・)なんだか後へ引けなくなってしまった私達は、仕方なく白文鳥と桜文鳥を、1羽づつ買うことにしたのです。
白文鳥の方は、2羽のうち明らかに小さく見える方に決め、桜文鳥はチョット迷いながら(どっちも似たり寄ったり)
一応決めてから小さな箱に入れてもらって店主が蓋を閉めようとした瞬間、ピョコンと水槽のフチにヒサチャンが出てきたのです

 余りの可愛さに「可愛い!!」と奇声を発してしまった私は、
「チョット待ってください。こちらにしようかな〜??」と迷ってしまい、店主の伯父さんも「サッサと決めてくれヨ〜。」と言わんばかりの怪訝な表情だったので、結局、一旦、箱に詰められた文鳥を取り出してもらい、水槽から飛び出てきたヒサチャンと詰め替えてもらったのであります。

 あの時、もしヒサチャンが、1秒遅く飛び出してきたなら・・・・。
ヒサチャンと、戻された文鳥とハルチャン、そして私の運命は大きく変わっていた事と思います。
本当に、あの一瞬のヒサチャンの飛び出してきたタイミングは、
今思い返しても不思議な瞬間でした。
そんなスッタモンダの末、雛の餌のやり方を教わり、鳥篭とヒサ&ハルの入っている小さな箱を抱えて、いそいそと家に帰ったのであります。

 家に着いてから、その頃は、文鳥について
ド無知だった私は、まだ足元のしっかりしていない雛の2羽を、普通の鳥篭に入れてしまいました。
まだ、ハルチャンは足元がヨロヨロして、小さかったのに・・・・。
でも、なんとかなるものです。
いつのまにか、キチンと止まり木で2羽ペッタリと寄り添って寝ているではありませんか!!
本当に可愛い!!
そして、私は、この日
生まれて初めて鳥の雛にスポイトで餌をやるという感激的な体験をしたのであります。

 次の日の朝、ヒサ&ハルが、文鳥の雛とは思えないような大きな鳴き声で、ビービーと鳴き声を発したのを良く覚えています。
あの
小さな体に宿る大きな生命力を感じました。
そして、その日から、初代ルミチャンを刺激すべく、ヒサ&ハルの新婚生活が始まったのであります。

 新婚とはいえ、まだ幼い2羽ですから、スポイトで餌を食べては、仲良くペッタリくっついて昼寝をする、という事を繰り返しておりました。
そして数日後、ふにゃふにゃの白い物体のようで、いまいちの可愛さだったハルチャンが、
私の手の中でぐっすり居眠りした時の幸福感は、誰もが手乗り鳥を初めて飼った時に味合うものでしょう!!(ハミリン)