ところが、テツ(チェリン)のお店の開店記念パーティーに招待されたハル(ユジン)が夫のヒサ(サンヒョク)と夫婦 同伴で一緒に出かけた時、テツの恋人であるコヒサ(ミニョン)も、お祝いに来ていて、初めてその恋人に出会ったヒサは、余りにも、ハルの初恋の相手だったゴマ吉君に、ソックリなので、びっくりした。そして、ハルも一生懸命忘れようとしている初恋の相手のゴマ吉君のことを、又思い出し、ドキッとしたのだった。そんなわけで、2羽とも、しばらくの間、驚きの余り、声が出なかった。そんな気持ちをよそに、何食わぬ顔で話しかけてくるコヒサ(ミニョン)に対し、ようやく、2羽は気持ちが落ち着いてきて、話ができたのだが、その恋人は、コヒサ(ミニョン)という名前で、海外留学の経験もあり、若くして建築関係の会社の理事をしており、お金持ちのお坊ちゃんで、テツ(チェリン)とは、最近出会ったばかりだ、ということがわかった。 何よりも2羽が、ホッとしたのは、ハルの初恋の相手であり、クラスメートでもあったゴマ吉君(チュンサン)とは、顔がソックリなだけで、別人であったということだった。 それにしても、こんなに似ている男性がこの世の中にいるとは、ヒサもハルも驚きだった。何よりも、恋人のテツもきっと驚いたに違いない。テツにとってもゴマ吉君は、初恋の相手で、ハルに奪われた悲しい経験があるのだから・・・。 そして、ヒサは、動揺するハルを見て、再度ゴマ吉君の時のように、この青二才(コヒサ)に、ハルを奪われるのは絶対に耐えられないと思っていた。 しかし、コヒサは、いかにも女性の心をくすぐりそうな、紳士的なハンサムボーイであった。 ヒサの不安は日増しに、募っていった。 |
| 実は、コヒサ(ミニョン)も、ハル(ユジン)に初めて会った時に、心臓が止まるのではないかと思うほど、ドキントしたのだった。 「これが、本当の恋というものな のだろうか?」ハルの素朴さと清潔さに、コヒサはスッカリ一目惚れしてしまったのだった。 それまで、コヒサは本当の愛というものを知らなかった。テツとは付き合ってはいるものの、それ程好きだったわけではなく、向こうから好意を持たれ、近づいてきたので、仕方なく付き合っていたのだった。 それに比べて、ハルのことは心の底から美しいと思った。見た目だけでなく、心の中も綺麗だと思った。 コヒサが初めてこんな胸が苦しくなるような恋をしたのに、皮肉なことに、その相手には、ヒサ(サンヒョク)という夫が既にいるのだ。一方、ハルもコヒサの気持ちが次第にわかってきて、ゴマ吉君(チュンサン)とは違うんだと思っても、時折、ゴマ吉君の影が浮かんでくるコヒサのことが気になり出し、夫がいるにも関わらず、コヒサのことを意識するようになっていくのだった。 そして、ヒサ(サンヒョク)も、このような妻の心の変化をいち早く感じ取っていた。 さらに、ヒサだけではなく、テツ(チェリン)もコヒサの心変わりには気づいていた。高校時代と同じように、寄りによってもう結婚しているハルに、又恋人(鳥)を奪われるのは、もう耐えられなかったし、テツは、本気でコヒサを愛していたのだった 。そんなテツは、必死でコヒサとハルが接近するのを邪魔をしようとしていた。 そして、邪魔をすればするほど、コヒサはそんなテツに対して興ざめしていくのであった。 そして、そんな親友のハルと、今では上司でもあるテツとのせめぎあいの繰り返しを、アルバイトのトモは、テツの後ろで、ただただ、傍観しているしかなかったのだった。 ハルは、こんな、ヒサとテツの辛い気持ちを感じながらも、一方では、初恋の相手のゴマ吉君(チュンサン)にソックリなコヒサにも惹かれていき、ハルの心は次第に追い詰められていくのだった。 |
そんな風に、ハル(ユジン)が板ばさみで苦しむ様子を見て、コヒサ(ミニョン)は、何度もハルのことを諦めようと思った。しかし、コヒサの恋心は一向に治まることがなく、たまにハルが夫のヒサ(サンヒョク)と一緒に歩いている姿を見たりすると、とても切なくて、胸が苦しくなった。 そして、そのことで夫婦喧嘩になっているヒサ&ハルを目撃して、コヒサは必死でハルを守ろうとしたのだった。 そして、コヒサはもう何も恐れずに、ハルへの愛を貫こうと決心するのだった。 そして、ハルはコヒサのそんな一途な気持ちを感じながらも、誠実な夫のヒサを裏切ることもできず、苦悩の日々を送っていたのだった。 しかし、ある日、コヒサは、とうとうハルを呼び出し、恋心を告白してしまったのだ。そして、偶然にも、その様子の一部始終を目撃していたヒサは、耐えられなくなり、コヒサに一撃を食らわしまったのだった。 そして、この時ヒサは、コヒサに対して「もう、2度と自分の妻(ハル)には近づくな!!」と言い放ったのだった。 ハルは、このヒサとコヒサの争いを収めるに必死だった。 そして、ハルの心は、この出来事を境に、更に大きく揺れ動くのだった。 ![]() ハルの心の揺れを感じ取ったヒサとコヒサはとうとう、2羽でハルに詰め寄るのだった。 「一体、ハルが本当に愛しているのはどっちなのだ!!」と。 コヒサは、その時のハルの表情から、ハルの苦悩を知って、ハルの顔を見るのが辛かった。 しかし、ヒサもコヒサもハルへの思いは一途であり、必死であった。 |
| そして、いよいよ決断しなければならなくなったハルは、どうしていいかわからなくなり、親友のトモ(チンスク)に相談に行ったのだった。 実は、トモ(チンスク)もクラスメートでボーイフレンドのコルミ2(ヨングク)と一緒にこの2羽の夫婦仲を心配していたのだった。 トモの前で、泣きじゃくるハルに、トモはとても優しかった。 実は、ハルは夫のヒサとゴマ吉君に似た彼(コヒサ)とも別れて、心機一転する為に、弥富町へ留学することすら、考えていたのだった。そしてそこまで追い詰められ ているハルに対して、トモは、一生懸命、励ますのだった。しかし、そんな優しいトモは、夫のサンヒョクともクラスメートで友人なのだ。彼女も又クラスメートの2人の結婚が破綻することは辛かったし、何よりもヒサ(サンヒョク)の一途さをずっと学生時代から見てきているのだ。 トモは、結局、ヒサの元へ帰るように勧めるのだった。 そして、ハル(ユジン)は、とうとうコヒサとの別れを決意した。 |
ハル(ユジン)は、その翌日コヒサ(ミニョン)ときっぱり別れることを決意し、もう2度と会わないということを告げる為に、コヒサの職場に向かった。そして、そのことをコヒサに告げると、コヒサは、これからもズーット、ハルのことを待ち続けるという。 そして、コヒサは、ポラリス(北極星)のネックレスを準備して待っていたのだった。寄りによって、ポラリスはゴマ吉君が道に迷った時にその星を目印にするように教えてくれた星だった。 ハルはそのことを思い出し、また涙するのだった。 そして、コヒサは、優しくハルの首に、ポラリスのネックレスをかけてあげたのだった。 こんな風に、紳士的で優しいコヒサに対し、ハルは、完全に別れを告げることはできなかった。 |
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