最 終 羽  衝撃の真実
  そして、重い足取りで、家に着いたハル(ユジン)を、夫のヒサ(サンヒョク)は心配そうに出迎えたが、ハルの胸にポラリス(北極星)のネックレスが輝いているのを見て、いちはやく、これは、きっとコヒサ(ミニョン)からのプレゼントに違いないと、察知したのだった。
ヒサは、ハルの心を引きとめようと必死で、詰め寄った。
そして、ハルは激情するヒサに、
実は、「コヒサとは別れるつもりでいて、それを告げる為に、コヒサに会いに行ったのだ」ということを、告げたのだった。
それを聞いて、ヒサの気持ちは、大分落ち着き、気を取り直したが、やはりハルの気持ちの変化が心配で、なんとかハルのご機嫌をとろうと思い、巣材を探し始めた。
ハルが、とても気に入りそうな、大きな巣材を探しに行ったのだ。
必死で、あちこちを探し回ったヒサは、ようやく、いつも見かけたことのないような古ぼけた紙だが、ハルが気に入りそうな大きな紙が落ちているのを発見した。
その時のヒサは、その紙に何が書いてあるのか見る余裕は全くなかった。
ハルに気に入られようと必死だったのである。
そして、その紙は大変重たかったが、ようやくハルの元へ運んで、ハルに自慢げに見せたところ、その紙を見たハルは、急に口ばしが真っ青になり、驚いて腰を抜かしたのだった。
ハルは、その紙を見て、恐るべき衝撃の事実を悟ったのだった。
実は、ヒサが頑張って運んできた、その巣材は、
鳥系図だったのだ。

 
そして、その恐るべき衝撃の真実とは・・・・。
  • コヒサ(ミニョン)はハルの実の息子であること。
  • 旅行から帰ってきた時見かけた、あずき色の男の子は、コヒサの子供の頃であったこと。(第12羽)
    そして、他にも里子に出された子供がいて、その子は今も幸せに暮らしていること。
  • 自分より早く癌で亡くなった親不孝な子供もいること。
  • そして、子供達を誘拐した犯人は、こともあろうに、自分たちの飼い主であるハミリンであったこと。
ヒサもまもなく、ハルの驚いた表情を見て、この衝撃の真実を悟ったのだった。

この事実は、2羽にとっては、
晴天の霹靂の出来事であった。

ショックで立ち直ることができないハルを、ヒサは優しく慰めた。
そして、ハルは、あらためて夫のヒサの優しさに触れ、ようやく少しづつ立ち直っていったのである。

しかし、その事実を知らないコヒサは、未だに母であるハルのことを愛している
したがって、この切ない恋のドラマは、永遠に終わることがありません。
この悲しい恋の行方は、今後は、文鳥日記をご覧ください。

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