EPIPHONE CASINO JL VINTAGE

エピフォン カジノ
  
JL ヴィンテージ

・1993年 NATURAL 日本製
・BCC(ザ・ビートルズ・クラブ)+山野楽器による共同開発オリジナル製品(ジョン・レノン・モデル〜レット・イット・ビー・カジノ)
・定価:\160000(割引無し)
※サンバーストは定価14,8000円

・16フレットジョイント
・ギブソン社製オリジナルCASINO・シングルコイル・ピックアップ(P‐90)2器装備
・アジャスト・カバーは2点止め
(製品としては3点止めだったが、付録品だった2点止めのカバーに交換)

・ブルー・ラベル


・ポリウレタン塗装が施されているカジノに比べ、音がさらにマイルド。

★ 購入したジョン・レノン・モデルはレノン本人のカジノとは細部で異なる部分があり、何点かについては自分で変更した。

@黒いボリューム・コントロール・ノブ
付属品である黒いボリューム・コントロール・ノブがレノン本人のカジノに使用されていたものとは異なるタイプのものだったので、トップのメタルを剥がし取り、ゴールドのノブの裏側の塗装を剥がしラッカーで黒に塗った加工品を装着。

 レノン本人はノブにこの作業を施したか、裏側にもともと黒の塗装が施されていたノブをカジノ本体に装着していたかは不明だが、レノン本人のカジノの黒ノブ内側にゴールド塗装痕らしきものが見られるので、レノンがノブの塗装をし直したと想定して同様の作業を行なった。★ レノン本人が所有したカジノのページ参照

A黒いプラスチック・プレート
トーン切り替えスイッチのベースにある黒いプラスチック・プレートの直径が小さかったので、やや大きめのものを自作(いびつ)。★ レノン本人が所有したカジノのページ参照

Bネック・ヘッドのサイド(面取り部)
レノン本人のカジノのネック・ヘッドのサイド(面取り部)にはトップの黒い塗装(本来の濃茶色塗装の剥がし残りとは違っていた)がサイド面取り部にはみ出た感じになっていたので、黒のラッカーを塗って少しはみ出た感じにした。★ レノン本人が所有したカジノのページ参照

Cボディートップ
ボディーがなめらかに半光沢処理してあったので、自分で紙やすりがけし、表面を粗くしてやすり跡を残し、いかにも塗装を剥がした感じにした。

昨今高価なレノンモデルのカジノが種々生産されているが、どれもこれも美しく丁寧に仕上げすぎていて、実物を見た時に感じた、レノン本人がまさに使い込んだあのカジノの趣がまったく感じられない。まったくの別物という印象しかもてない。やっぱり自分でサンバースト塗装をはがして思い入れを込めて加工したほうが、世界に一台しかないオリジナルレプリカとしてずっと愛着が持てると思いますよ(自己責任でどうぞ)。

Dネック裏
ネック裏は濃茶色がかっており、また、均一に塗られていて全然本物らしく見えないため、木地がある程度透けるくらいにやすりがけし、多少まだらにした。

このモデルを含めて、各種レノンモデルがネック裏をただ茶色一色に塗ればそれでレノンモデルだという発想で生産、市販されているが、それでいいのかなあ。。。確かにそれっぽくはなるけど。。。(レノン本人のカジノ現物を見に行った時、ネックの裏側まで見たかどうか記憶が残っていないのが残念です)★ レノン本人が所有したカジノのページ参照

サウンドホール切削面(未加工)
レノン本人のカジノのボディー・トップF型サウンド・ホールの切削面にはかつてのサンバースト塗装の剥がし残りと思われる着色痕があったが、このレノン・モデルは当初からカラー塗装が行なわれていないナチュラルフィニッシュ(ネック裏は濃茶)なので、そうした塗装痕は一切ない。


Eゴムチューブとネジ、ワッシャ
購入当初、ネックのジョイント部すぐ下にピック・ガード装着器具の一つであるゴム・チューブが接着剤で貼りつけてあっただけだったので、キリでボディートップにネジ穴を空け、ゴム・チューブに黒っぽいワッシャをはめたうえでネジを差した(レノンの現物は皿型ではなくナベ型の黒っぽいネジと黒っぽいワッシャだったと思う)。ボディーサイド側にはピックガードのステー取り付け用の穴を空けていない。★ レノン本人が所有したカジノのページ参照

Fブリッジ固定ナット
レット・イット・ビー・セッション時のカジノの写真を見ると、ジョンのカジノにはナットが2個ずつあったことがわかる。ブリッジの高さを固定するためのナットは現行カジノでは2本のボルトにそれぞれ1個ずつしかついていないので、ジョンと同様ナットを2枚にした

 ナットのゆるみ防止のためなら2枚のナットをぴったりと合わせるはずなのに、ジョンがそうしていない理由はわからない(※ 下写真参照)。ボディー音響上の理由?

 ペグはレット・イット・ビー・セッション時同様、オリジナルのクルーソン・タイプのままである。





















 






(1969年1月の「レット・イット・ビー・セッション」にて〜「Let It Be」 An abkco managed company より)






◆写真:月刊’The Beatles’1993年9月号より