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’GECKO’の発音・読み方・表記について
(記事作成:05年夏)
 
★ところで
このワザ、名前がいっぱいあってそろそろ統一してほしいなあ。海外のサイトでは「Kiri Flaka、Kiri Gecko、Gecko Flaka」等が目についたが、検見川浜では「ゲコ」のほうが一般的(?)
★オランダ領ボネール島(カリブ海)のキリ・トーデ少年が開発した、世界的に流行している「GECKO」という名前のこのワザが日本に紹介されてまだ間もなく、「GECKO」が英語かどうか、命名の由来さえもわからなかったのですが、ハイウインド誌(2005年8月号・P.32)の記事に「ゲッコーが垂直な壁に引っ付いたような形…」などとあることから、「GECKO」が英語で、意味は「ヤモリ」だということが今回はっきりしました。
そこで英和辞典で発音記号をもう一度確認してみたところ「ge'kou」とあり、これは「ゲ」にアクセントを置き、さらに二重母音の「ou(オゥ)」がついているので英語の正しい発音としては「ゲコゥ」になることがわかります。
★ところが、この「GECKO」という単語、日本ではさまざまな表記が通用しています。試しにインターネットで検索してみたところ、「ゲコー」「ゲコ」「ゲッコー」「ゲッコ」「ゲッコゥ」「ゲッコウ」「ゲコゥ」「ゲコウ」…
といった具合ですが、どれもすべて「ヤモリ」の意味で既に日本で慣用されてきた表記なのです。「ゲコゥ」「ゲコウ」といった原音に忠実な表記はほんの少ししかありませんでした。さすがに「ゲーコ」はゼロですね。
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@「ゲコー、ゲコ」について
「ゲコー」、「ゲコ」という表記について言えることは、日本語では船の「ボゥト」が「ボート」、見せ物の「ショゥ」が「ショー」、「行く」の「ゴゥ」が「ゴー」となっているように、本来の二重母音「ou(オゥ)」の発音に含まれている「u」がほとんど無視されて、しかも私たちはこの母音「ou(オゥ)」が「オー」に聞こえてしまうことが多いため、外来語としては「オー」に変化させて「GECKO」は「ゲコー」として一般化したのだと思われます。こだま、反響の意味の「エコー」、外套の「コート」、「motor」の「モーター」など、この種の表記は枚挙に暇がありません。
あるいは「ou(オゥ)」に含まれる「u」の音が弱いので、これが聞き取りづらくなる場合には表記が「ゲコ」のようになったりする傾向にあります。典型的な例が「don’t」の発音で、正確には二重母音「ou(オゥ)」が使われますので「ドウント」と発音しますが、この「u」は私たちにはほとんど聞きとれませんから、「ドント」で使い馴らしてしまっているわけです。
A「ゲッコー、ゲッコ、ゲッコゥ…」について
また、「ゲッコー」「ゲッコ」「ゲッコゥ」… は私たちが英語「GECKO」をローマ字読みする癖から出た発音で、実際には「ゲッ」というようなはっきりした「促音(そくおん):つまる音」では絶対に発音されません。なぜなら、日本語で「カット」「ゲット」「ポテトチップス」のように表記されるような明確な一拍の促音というものが英語には存在しない! からです。
ローマ字読みによる同様の典型的な例が「soccer」で、英語では「サッカー」ではなく「サカ」に近い発音となります(「サ」を特に強く発音する)。
私も小学生の頃のローマ字の授業で、「つまる音(促音)は子音を二つ重ねるんですよ」と教わりましたし、中学に入ってから単語を暗記する時にはよくローマ字読みを利用していました。それで、「cream」、「act」などのようにアルファベット「c」を「k」で発音する知識や、「ロック=rock、lock」、「チェック=check」、「ショック=shock」などの一般的外来語(ただし英語では促音の発音はしない)の影響、さらに日本語「月光」の読み方との連想まで働いて、「GECKO」はローマ字ではない! のについつい「ゲッコー」「ゲッコ」「ゲッコゥ」… なんてローマ字読みしたくなる! のは無理もないことです。(私もそうでした)
★まとめ
まとめますと、「GECKO」の英語本来の発音は「ge'kou」で、この原音に最も近い日本語の表記は「ゲコゥ」となり、発音アクセントは「ゲ」にあります。そして、実際にネイティブ・スピーカーの発音を耳にすれば、人によっては「ゲコー」あるいは「ゲコ」と聞こえたり、「ou(オゥ)」の発音に注意してヒアリング出来る人には「ゲコゥ」「ゲコーゥ」などと聞こえたりするはずです。
’GECKO’をネイティブ・スピーカーの発音で聴いてみたい
★ネイティブ・スピーカーによるこの発音が「ゲコーゥ」のようにも聞こえますが、これは「ou(オゥ)」の発音時、「o(オ)」から「u(ゥ)」へと口をすぼめるのに日本人よりネイティブ・スピーカーのほうが若干時間をかけているためです。「all」や「call」で使われる「長音:長くのばす音」の発音記号が用いられていないことから、はっきりとした「長音」で「ゲコー」とは発音されません。
★まあ、しかし、そんなに神経質に英語の原音にこだわることにもたいした意味がありませんし、会話では何ら問題なく相手に通じますから、「ゲコー」「ゲコ」なんかの日本流表記が原音に近く、このワザへの愛着ももてそうで好いのではないでしょうか。
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★ 中風域(風速約4〜7m)でのゲコのメイクのしかた
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