MUSICAL INSTRUMENTS


楽器コレクション

■以下コメントでは「Let It Be」 (An abkco managed company)にて用いられている「レット・イット・ビー・セッション」という呼称を使用しました。正式には「ゲット・バック・セッション」と呼ぶらしいです。
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■番外編 ’Expresso’ (Gong)を叩いてみたい 〜今、30年ぶりにドラムの練習中〜

 

  各写真は拡大してご覧になれます。
   (コメントあり
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EPIPHONE CASINO
  JL VINTAGE



   


★ジョンのカジノ


・「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のレコーディング時、塗装が剥がされ始めたカジノとジョン




・レット・イット・ビー・セッション時のジョンとCASINO

”Jai Guru De Va Om”とは?

 エピフォン カジノ
  
JL ヴィンテージ

 1993年 NATURAL 日本製
 BCC(ザ・ビートルズ・クラブ)+山野楽器による共同開発オリジナル製品(ジョン・レノン・モデル)
 定価:\160000(割引無し)

 16フレットジョイント
 ギブソン社製オリジナルCASINO・シングルコイル・ピックアップ(P‐90)2器装備

 フル・アコースティックのシンライン・タイプ。(セミ・アコースティック・ギターにはボディー内にセンターブロックがあるが、エピフォン・カジノにはそれが無い。「セミアコ」に比べ、かなり軽い。)

・ビートルズのジョン・レノンが1966年からビートルズ解散後も使用したエピフォン・カジノは1965年アメリカ製。1966年の日本公演でも使用した。

 ジョンは1966年6月・7月の日本公演や8月のアメリカ公演ではサンバースト塗装のままで使用していたが、1967年発表のアルバム「
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」制作中の1967年には塗装を剥がし始めている。

 1968年9月4日に撮影された「
レボリューション」のプロモーション・フィルムや1969年1月の「レット・イット・ビー・セッション」の模様を収めた映画「レット・イット・ビー」では、ボディー塗装が剥がされ木地のままとなったこのエピフォン・カジノを使用しているジョンの姿を見ることができる。

 よく知られたアップル社ビル屋上ライブ(ルーフトップ・セッション〜1969年1月30日撮影・録音)でも使用。
 
 オルガンのような甘くマイルドな響きがよい。素直な箱鳴りのするギター。

 1960年代アメリカ製カジノの音と1990年代日本製カジノとでは、ブランドは同じだが明らかに音質が異なる。



























 EPIPHONE CASINO


   





・CASINOを演奏するポール




・珍しいジョージのドラミング

”Jai Guru De Va Om”とは?

 エピフォン カジノ

 1990年代製 SUNBURST 日本製 
 定価:\89000
 1965年型復刻品

 17フレットジョイント
 ギブソン社製オリジナルCASINO・シングルコイル・ピックアップ(P‐90)2器装備

・ビートルズのジョン・レノン、ジョージ・ハリスン、ポール・マッカートニーが使用したカジノはアメリカ製で16フレット・ジョイント。ジョージはこれにビグスビーのトレモロアームを装着。

 ジョン、ジョージより先にカジノを購入したポールは、右利き用のギターに弦を張り替えて使用した。ポールのカジノはジョンやジョージのカジノとは年式が違うため、ネックヘッドの形状、ネックの太さなどが異なり、彼もまたビグスビーのトレモロアームを装着していたが、現在は取りはずしている。

 エピフォン・カジノを用いたポールのギター演奏は「
涙の乗車券」「アナザー・ガール」「タックスマン」「ホワイ・ドント・ウィ・ドゥ・イット・イン・ザ・ロード」「ヘルター・スケルター」「ハニー・パイ」「ポリシーン・パン」「キャリー・ザット・ウェイト」「ジ・エンド」などの曲で聞ける。

 
ちなみに「バック・イン・ザ・USSR」「ワイルド・ハニー・パイ」「ジョンとヨーコのバラード」「マーサ・マイ・ディア」「ディア・プルーデンス」「ロッキー・ラクーン」などの曲でドラムを叩いているのはポール。

ディア・プルーデンス」のドラム・ソロを聞けば明らかだが、完全主義のポールらしく、曲調に合わせようと意図して技巧に偏ったフレーズ、力み過ぎの嫌いのある、また、スナップの不十分な、グルーブのやや不足したドラミングがリンゴのドラミングとの違いを際立たせている。








 EPIPHONE CASINO

・カジノの90年版カタログ写真有り
   






・エピフォン・テキサンを演奏するポール

”Jai Guru De Va Om”とは?

 エピフォン カジノ

 1990年 WHITE 日本製
 1965年型復刻品
 定価:\89000

 17フレットジョイント
 ギブソン社製オリジナルCASINO・シングルコイル・ピックアップ(P‐90)2器装備

・エピフォンブランドの発祥は1928年。1957年にギブソン社によって買収されたことでギブソン社のカラマズー工場で生産されるようになり、その後1970年以降はエピフォンの生産工場は日本に移された。

 1982
年頃には韓国を中心としたアジア諸国の工場でも生産が開始された。(シリアルナンバー6桁、8桁以外は日本製)

 ビートルズのポール・マッカートニーの名曲「イエスタデイ」や「ミッシェル」、「夢の人」は、エピフォンのアコースティック・ギター「テキサン」を用いてポール自身が演奏している。



        





      

 GRECO VB‐650


      

  

 グレコ VB‐650

 1980年代製 SUNBURST 日本製
 定価:\65000

 バイオリン形エレクトリック・ベース
 ホロウ(中空)・ボディー

 
ビートルズのポール・マッカートニーが使用したドイツのカール・ヘフナーのバイオリン・ベースをコピーしたモデル。


 GIBSON J-160E


   







・サイケデリック・ペインティングが施されたJ-160E




・サイケデリック・ペインティングが剥がされたJ-160E


”Jai Guru De Va Om”とは?

 ギブソン J-160E

 1993年 VINTAGE SUNBURST
 15フレット・ジョイント アメリカ製 
 価格:\230000(?)

 アコースティック・ギター
 シングルコイル・ピックアップ1器装備。
 ボリューム、トーン、各コントロールあり。

・「アクロス・ザ・ユニバース」のイントロ3小節の音が欲しいが為に購入したが、残念ながら音質が全く異なっていた。

・ビートルズのジョン・レノン、ジョージ・ハリスンが所有していたJ-160Eは1962年製で、ブリッジはネジにより高低を調整できる可変式だった。また、ブリッジ・サドルは現行のように金属ではなくセラミック製だった。

 J-160Eによるジョンのリズミカルなエレアコ・サウンドを聴くことができる曲「
アイ・フィール・ファイン」では、世界で始めてジョンがフィードバックサウンドを楽曲に使用。イントロ出だし、A音の効果音がそれで、ポールのカール・へフナーの開放ミュートA音と同時にジョンがJ-160Eの開放ミュートA音を出して作っている。

 ジョンのJ-160Eは1963年に盗難に遭い、その後は1964年製を所有したが音質の問題からレコーディングではジョージのJ-160E(1962年製)を借りて演奏することが多かった。

 ジョンはサイケデリック・ペイントを施した後、カジノ同様、やはり1968年頃にボディーの塗装をはがした。









私の描いたビートルズの絵です

  

”Jai Guru De Va Om”とは?

  SITAR


   



(シタールを演奏するジョージ)

”Jai Guru De Va Om”とは?







 シタール(シター)

 インド、パキスタン弦楽器。旋律用。
 もらい物

 これはパキスタン製。

 ふくべ(ユウガオの実を乾燥させたもの)を半分に切った中空の胴と中空の棹から成り、7本の主弦と11本の共鳴弦を張る。エコーをかけると幻想的なサウンドになる。

 ビートルズの作品「ノルウェーの森」「ラヴ・ユー・トゥ」「ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー」でジョージ・ハリスンのシタール演奏を聴くことができる。

 「
ジ・インナー・ライト」ではインド人奏者が演奏。

 「トゥモロー・ネバー・ノウズ」ではジョージがシタールを使用したという記録があるがシタールらしい演奏がこの曲の中で聞かれないことから、ミキシングの段階でカットされたのかもしれない。シタールは弓で演奏するのは適さないので、イントロからの通奏はタンプーラを使用したものだと思われる。

 「
ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー」では、1分15秒以上にわたるディルルバ(この曲全体を通して聞こえているバイオリンに似た音を出すインド楽器。弓を使用し、インド人奏者が演奏)による間奏で、ディルルバに合いの手を入れるように絡んでいるシタールの音がジョージによる。

 間奏中盤以降では「
ノルウェーの森」でも使用していたシタール第6・7弦の「チカリ弦」の音も聞こえる。


 TAMPURA(tambura)


   




Wonderwall Music より

 タンプーラ(タンブーラ)

 インド弦楽器。伴奏用。4弦。
 価格:\40000(?)
 
 弓で弾くと'ギーン'といううねりのある金属音を出す。ジョージが好んだ、ロータリー・スピーカーやフェイザーに通したサウンドは特に幻想的ですばらしい。

 ビートルズの作品「アクロス・ザ・ユニバース」「ラヴ・ユー・トゥ」「ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー」での通奏、「トゥモロー・ネバー・ノウズ」「ゲッティング・ベター」「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンドでの効果音として弓を使いジョージ・ハリスンが演奏しているのを聴くことができる。

 タンプーラ(タンブーラ)は伴奏用として開放弦で爪弾く楽器だが、「
ラヴ・ユー・トゥではジョージがタンプーラを開放コードでギターのようにピックを使いカッティング伴奏している音も聞こえる。

 インド古典音楽の奏法として本来ありえないタンプーラ・サウンドなど様々な音楽的実験は、ビートルズの音楽作りに対する創造性と柔軟性の表れと言える。


 尚、
ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー」ではインド人奏者もこの楽器を演奏している。

”Jai Guru De Va Om”とは?



SWARMANDAL


   



”Jai Guru De Va Om”とは?




 スワルマンダル(ソードマンデル)

 インド弦楽器(テーブル・ハープ) 36弦
 価格:\50000(?)
 
 高音の澄んだ美しくきらびやかな音がする。エコーをかけると幻想的なサウンドになる。

 
ビートルズの作品「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」のブレイク部やエンディング部で、きらびやかな流れるような音で演奏されている金属的なハープサウンドがジョージによる演奏。曲に幻想的な雰囲気を醸し出している。

 インド音楽やインド楽器の音には、宇宙につながる神秘的な感覚が喚起される。
 
 
ビートルズ・アンソロジー版「アクロス・ザ・ユニバース」では恐らくジョージ自身によるスワルマンダルの演奏がふんだんに聞ける。

 「ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー」ではインド人奏者が演奏。

 TABLA


   











 タブラ

 インド打楽器。
 価格:\81000

 右手で叩くタブラ(高音)と左手で叩くバヤン(低音)で一対の太鼓を一般に「タブラ」と呼ぶ。

 さまざまな打法や打つ場所の違いで二十種近くの音色を出す。ハトリという金属製ハンマーを用い、曲のキーに調律する。キーはCやC#が多い。

 「
DA・TR・KT・TK・DU・NA・TR・KTダー・ティラ・キタ・タカ・ドゥン・ナー・ティラ・キタ)」のように、それぞれの音を表すアルファベットの表記を音符代わりに用いて演奏する。

  ビートルズの作品ラヴ・ユー・トゥ」「ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー」「ジ・インナー・ライト」でインド人奏者が演奏。

 GRECO LSG-1200


   

 

・1971年7月17日 後楽園球場、嵐の中のライブ





様より掲載許可



 グレコ LSG‐1200

 1990年 CHERRY RED SUNBURST 日本製
 GIBSON L5-Sのコピーモデル
 定価:\120000

 ソリッド・タイプのエレクトリック・ギター。結構ボディー自重がある。形はギブソンのレス・ポール・モデルに似ているが別物。LSG-1200はグレコより1989年前後の1年間に製造された。

 1980年ごろ、ギブソンL5-Sは45万円ほどもする高価なものだったが、現在はこのモデルを生産していない。

 アンプを通した生音がL5-Sの原音にかなり近いという評価がある。手工技術を生かした美しく丁寧な仕上げが成されている。

 GIBSON L5-Sは
グランド・ファンク・レイルロード(GFR)マーク・ファーナーが1975年以降使用。世界ツアーの一環として行われた1975年5月の日本公演でも使用していた。

代表曲:「アー・ユー・レディ」「孤独の叫び」「ハートブレイカー」「クローサー・トゥ・ホーム」「シャイニン・オン」「ロコモーション」「アメリカン・バンド」


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 ORVILLE by Gibson 
  HUMMINGBIRD



    
 オービル バイ ギブソン
  ハミングバード


 1993年 CHERRY RED SUNBURST 日本製
 アコースティック・ギター
 定価:\110000

 ピエゾタイプ(ブリッジ内蔵)・ピックアップ装備

 ピックガードのグラフィックは元の色(白と黄)の上に自分で着色した。

 もちろんギブソンの音は出ない。

ダイワ クラシックギター 

    

 ダイワ クラシックギター

 1960年代後期 日本製

 音質は悪い。

 当時、「手工品」として高級感・希少感を出して売る商法が流行っていた。


 ヤマハ G‐130A

    

 ヤマハ G-130A 

 クラシック・ギター
 1960年代後期 日本製

 音質は悪い。






ビートルズ関連参考文献

月刊「The Beatles」(BCC出版)
「The Beatles Sound Book」 (ビートルズ・シネ・クラブ・サウンド研究会)
「エレキ・ギター・ブック 2」(シンコー・ミュージック)
「The Beatles 365 Days」(ビートルズ・シネ・クラブ)
「Let It Be」(Apple〜An abkco managed company)