郷土の誇り / 画家 『 山田 忠直 』 氏 をしのぶ ( 1 )  経歴、参考文献    

 画家 「 山田 忠直 」 氏の家と私の家とは奥羽本線をまたいで 1Km 程の距離である。
 前から 醍醐小学校や公民館には 氏の絵が飾られていた。
 氏が亡くなった後、平成18年 5月ころ、横手市議会議長室に氏の絵が飾られた。
 前教育長 「 大和谷 弘 」 氏の尽力と言われております。
 私も 横手市議会議員としてこの場に居合わせたのも何かの縁と思い 画家 「 山田 忠直 」
氏の事について若干調べてみました。 ( 1 ) では 経歴と参考文献をご紹介します。

山田 忠直 氏 経歴

『 秋田の子育て、教育』 県民フォーラム
 を傍聴しました。
1927 昭和 2年  6月10日、横手市平鹿町醍醐字下篭田 7−2 に生まれる。
1948 昭和23年  盛岡農林高等学校 ( 現岩手大学農学部 ) 卒業。
 この年から 中央美術学園 ( 東京 ) の通信教育を受け、
 農業の傍ら絵の道に進む。 
1961 昭和36年  創元展初出品。
1963 昭和38年  創元会会友推挙。 第13回 一線美術展初出品。
 文房堂賞受賞。 会友推挙。
1964 昭和39年  日露漁業賞受賞。
1965 昭和40年  秋田美術作家協会会員、秋田造形美術家協会会員となる。
 一線美術会会員推挙。 後 運営委員、審査委員等歴任。
 この年から秋田魁新報のカットを描き始める。
1967 昭和42年  日本美術家連盟会員となる。 日本石油賞受賞。
1968 昭和43年  委員努力賞受賞、文房堂賞受賞。 一線美術委員推挙。
1969 昭和44年  一線美術委員奨励賞受賞。
1970 昭和45年  一線美術 第20回 記念展 「 茅葺解体 」 400号が文部大臣
 賞受賞。 他受賞十数回。
1971 昭和46年  上松賞受賞。 河北展初出品。
1975 昭和50年  第39回 河北美術展 一力次郎賞受賞。   平鹿町農協通常
 総会の表紙絵に 風景、季節の花、町内の出来事などを21年
 間に渡って発表。
1982 昭和57年  2月、個展 ( ギャラリー かねだ ・東京銀座 ) 開催。
1989 昭和64年  秋田美術作家協会退会。
2006 平成18年  3月31日死去。 4月 2日葬儀 ( 喪主 : 長男 祐照 )。
 4月29日、山田 忠直の遺志を受け 柴田 喜美男 がギャラリー
 井 ( いげた )を開設。
郷土の誇り / 画家 『 山田 忠直 』 氏を
しのぶ ( 2 ) ギャラリー 井 / いげた
 参考文献
   1971.11.10  作品図版 「 顔 」
               「 第15回展記念美術作家協会画集 」 秋田美術作家協会 P 31
   1976.12. 1  作品図版 「 仕事前 」 ( 25回一線美術展 )
               「 第20回展記念美術作家協会画集 」 秋田美術作家協会
 
   1980. 9. 1  作品図版 「 一日の終わり 」
                      ( 醍醐の一隅 )
               作品解説 「 秋田の画集 」
               県広報協会 P 51
   1981.11.16  作品図版 「 深秋 」
               「 第25回展記念美術作家協会画集 」
               秋田美術作家協会 P 31