『 まぐら トンネル 』 に ’ 温度自動通報装置 ’ を設置
□ 今冬の交通安全を祈ります!
凍結によるスリップ事故が続発していた 「 アップル ロード 」。
毎日、深夜を含め頻繁に見回り、凍結防止剤散布の要、不要を判断していたが、 担当者
の負担が非常に大きい。
負担軽減のため、温度情報を携帯電話に自動通知するシステムを導入し、現場 に行かな
くても出動の判断が下せる体制を確立した。
1.凍結によるスリップ事故が続発
2.検分中の警察官がスリップした車にはねられて死亡
3.事故のため冬期間、凍結防止剤散布が必要
4.凍結防止剤散布は 朝の通勤等 に間に合うよう 午前2時頃 の出動となるが、出動 判断の
ため、作業主任が毎日 深夜12時30分 に 「 アップルロード 」 に出向き、積雪や凍結状態
を調べていた。
5.温度センサーと FOMA の通信ユニットを使った自動通報装置を導入、平成19年 1月稼動
6.「 0℃以下 」 または 「 −3℃以下 」 になっているか 午前 3時半他 2回配信する仕組み
7.この装置のおかげで作業主任の仕事の負担が軽減され、判断が楽で確実になった。
「 アップル ロード 」 は秋田県横手市平鹿地域にあり、国道13号線と平行して走る広域農道
である。 国道の渋滞を嫌うドライバーに抜け道として知られている。
山間の片側一車線道路で、信号がなくスピードを上げて走行できる。
反面事故も多く、凍結する冬季に事故が続発した。
堀田賢逸