□ 秋田県森林・林業・林産業活性化推進議員連盟連絡協議会の総会に出
席しました。
秋田県森林・林業・林産業活性化推進議員連盟連絡協議会の総会が平
成24年11月20日(火)午後3時、秋田市の「イヤタカ」会館でおこな
われた。
総会について秋田県森林・林業・林産業活性化推進議員連盟連絡協議
会の事務局からは会長、副会長、幹事長などから3名の参加要請があ
りました。
しかし副会長、幹事長はそれぞれ都合が悪く、会長である私が一人出
席しました。
総会 : 武田会長あいさつ
平成21年からはじまった国の「森林整備加速化・林業再生基金事業」
が23年度で終了することに伴い、秋田県の林活議員連盟をはじめ、
全国の林活議員連盟がその事業の継続を要望してきた結果、今年度か
ら3ヵ年にわたり事業が延長にされることになり、予算規模も当初の
三ヵ年が44.4億円であったのに対し、今後三ヵ年は61.7億円
が予算措置されることになり、県内の林業政策の推進に大きく寄与す
るものになった。
川上から川下へ林内路網の整備が宮崎県に比べて遅れている。林内路
網の整備について今までと比べて倍のお金で整備する。
来賓あいさつ
矢部三雄東北森林管理局長兼、復興庁岩手復興局、宮城復興局付国産
材の自給率50パーセント以上の再生プランのためにも
1、生産の効率化
2、使い方を増やす
この車の両輪で行かなければならない。公共施設に木材を使うなどが
必要である。
この後、平成23年度の経過報告、決算報告、監査報告があり、平成
24年度の活動計画、予算が提案され可決しました。
質問
研究機関に木や葉がお金になる方法を研究させるべきだ。
答弁
用材以外でも何かお金にならないか、役員会で検討する。
外国ではチップが三分の一ほどお金になっている、葉、樹液、メープル
シュガー、いたやかえで、白樺、いちい、杉、抹香などテーマを提起す
る必要がある。
最後に役員の改選が行われ閉会しました。
総会終了後 講演会が行われた。
演題 秋田県森林・林業・木材産業の活性化について
講師 秋田県農林水産部 森林技監 上 練三氏
秋田県は杉資源が日本一である。秋田杉は植えてから60年経過して適
期になっている。
広葉樹林も全国平均を大きく上回っている。林内路網の整備をするこ
とで収支が3.5倍違う。
現在は森林経営計画を策定し森林の面的なまとまりで集約化し、森林
施業や森林作業道を計画する。きのこの原木を福島に変わりだしてい
ったらどうか。県も支援している。