今、退職金制度の不備によるトラブルの発生が危惧されています。
事実、全国的には既にいくつかのトラブル事例が出てきています。
それは、多くの退職金制度が高度経済成長時代やバブル経済時代に作られていること、あるいは、それらの制度を安易にまねて作ったものであることです。
そして、その後経済環境が大きく変化したにもかかわらず、見直しがなされていないことが大きな原因です。
また、2007年度から団塊世代の大量退職が始まったことも大きく関係しています。以上のことを背景に、平成14年には公的な退職金制度に関する法律も大幅に改定され、確定拠出年金(日本版401K)を始めとする新しい制度も普及してきています。
特に、基本給連動方式(退職時の基本給×勤続年数や退職理由による係数)は、大変危険です。
それは、中小企業でも基本給のレベルが相当上がってしまったこと、及び定年が延長され勤続年数が長くなっていることが、主な要因です。
その結果、会社が当初想定していた額を大きく上回る退職金を払わざるを得ないことが起きているのです。
また、適格退職年金を採用している企業は、平成24年3月31日までに制度の解約(そして移行)を行わねばならないのは、ご承知の通りです。
事実上残り4年を切りました(移行するには数ヶ月の期間が必要です)。
そして、何より適格年金の問題点は予定利率 5.5%で設計しているため、大きな積立不足が発生していることです。
50~100人規模の会社でも、数千万円もの積立不足は珍しくありません。
このまま放置しておくと、制度の破綻(毎年多額の保険料を積み立てているにもかかわらず、残高がなくなり、制度からは退職金が払えなくなること)という事態も起こりうるのです。
仮に賃金制度や人事評価制度に多少の不具合があったとしても、即会社が倒産ということはありません。しかし、退職金制度は最悪の場合、会社倒産の可能性をはらむ経営上の大きなリスクなのです。
当オフィスでは、
中小企業が選択しうる制度や積立方法は、いくつかあります。
そして、当然それぞれの制度にはメリット・デメリットがあります。
どの制度があなたの会社に最適なのか、ヒアリングや討議を重ねながら、あなたの会社に最適の制度を設計いたします。
それぞれの制度が持つデメリットを緩和するため、2つの制度を組み合わせることも可能です。
また、不利益変更問題(退職金の支給水準が旧制度よりも下がること)がある場合は、当オフィスが責任を持って従業員に説明し、個別の同意を得ていきます。
退職金は金額が大きく長期で運用するため、制度設計を誤ると中小企業でも長い間の不要な負担が数千万円ということにもなりかねません。
極端な場合は、会社の存続問題にもなりかねない大きな負債であるのです。
当オフィスではあなたの会社の実態に即した対応をさせていただくため、以下のA,B,Cの3価格体系で対応させていただいています。
| 従業員規模 | (A) | (B) | (C) |
|---|---|---|---|
| ~50人 | 30~40万円 | 20~30万円 | 10~20万円 |
| 51~100人 | 40~70万円 | 30~50万円 | 20~30万円 |
| 100人~ | 別途協議 | 別途協議 | 別途協議 |
※ 不利益変更問題の程度および従業員説明会の回数や労働組合との折衝回数により、上乗せをお願いすることがあります。
