膝痛について



 陸上競技はサッカーや柔道など競い合う選手とぶつかり合う(コンタクトスポーツ)ことがない
スポーツですので、過度に膝を捻ったり、転倒して膝を強打しない限りは、靭帯や半月板が切
れるという事が少ない競技です。
 下の図は、膝関節の伸展筋である大腿四頭筋の使いすぎ(オーバーユース)によって、大腿
四頭筋が硬くなり、膝に傷害を起こしやすくなる事を説明しています。
 踵がお尻に付くくらいストレッチングをやる必要があります。

文献1)「膝のコンディショニング方法」P22,図7〜11より
 上の図の膝の内側の鵞足(縫工筋・薄筋・半腱様筋の腱が集まっている所)炎や膝の外側
の腸脛靭帯炎(ランナーズニー)は、内転筋の硬さが、大転子のズレを生じさたのが原因で
す。内転筋を緩めて、大転子を戻してやれば、比較的簡単に痛みがとれます。根本治療をしな
いと慢性の症状に悩まされることになりますので、早めに山形陸協トレーナーに相談して下さ
い。


下の図は、膝を安定させている靭帯です。切れてしまったらすぐ医療機関を受診してください。

文献2)「膝関節の機能と解剖」P7図5,6より

文献3)「膝のスポーツ外傷・障害の種類とその症状・治療」P14図4,5より
 上の図のQアングルが膝の痛みに関係しています。普通の人は、内転筋の固さや中殿筋な
どが硬くなって、大転子の位置を変えます。それで、膝の痛みの原因になります。


文献4)「膝関節の機能と解剖」、P6図1,2より




文献5)膝のスポーツ外傷・障害の種類とその症状・治療P14、図6より

大腿四頭筋の強化により、膝の軟骨が回復するといわれています。
下記の訓練を20回毎日やりましょう。



 軽いジャンパーズ・ニーであれば、大腿四頭筋・腸腰筋・前脛骨筋・長母趾伸筋のストレッチ
ングとズレの調整をすれば、治りますので、Phase2ぐらいまでに、山形陸協トレーナーにケア
してもらえば、大事に至らず競技が出来ます。

  
ランニングフォームの縦軸を考える
山形陸上競技協会トレーナー部会
肩甲帯とは
引用・参考文献
1)山本利春:「膝のコンディショニング方法」、コーチング・クリニック、1998,2、
2)4)福林徹:「膝関節の機能と解剖」、コーチング・クリニック、1998,2、
3)5)福林徹:「膝のスポーツ外傷・障害の種類とその症状・治療」コーチング・クリニック、1998,2、