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 会員向け配信情報サンプル 2022年4月27日発行

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3907
              こんにちは小泉です。
            4月27日号を配信します。
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今日のラインアップ

*ニュースアップ

・今日の株式市場から

・今日の株式市場の株価指数

・新型コロナ26日の本土感染者数から

・「1年間実践編」で四環医薬を購入

・四環医薬の企業概要

(基本情報から)

・四環医薬の202112月本決算から

・四環製薬の業績推移


・四環医薬の売買停止と株価推移

・四環医薬の情報から

・四環医薬は2015327日から売買停止に。

・四環医薬、売買停止は会計処理の問題が原因

・四環医薬、約11カ月ぶりに売買再開へ

・四環医薬、166月中間決算は減益見通し

・環医薬、米国にグローバル事業開発センターを設立


・四環医薬、196月中間決算は赤字転落見通し

・四環医薬、韓国Hugel株取得できず 提携継続

・四環医薬が連日の急騰 一時29カ月ぶり高値

・四環医薬、台湾ファーマダックスの降圧剤を中国で独占販売

・四環医薬子会社の抗がん剤、治験承認を取得


・四環医薬、脂肪採集システムの独占販売権取得

・四環医薬、韓国Hugel株の売り出しは「戦略的機会」

・環医薬、216月中間決算は大幅増収増益の見通し


・四環医薬、韓国Hugel株取得できず 提携継続

・四環医薬、メディア報道で声明 Hugelとの戦略提携は継続へ

・環医薬、韓国VIOL美肌治療製品の販売権を取得

・四環医薬のインスリン製剤、中国当局が販売申請を受理


・環医薬、康橋集団投資管理によるHugelの買収が完了 

 提携関係継続へ

・四環医薬の子会社、深セン易美医学科技を買収

・四環医薬、軒竹生物科技の「科創板」分離上場を計画


*コメント

・四環医薬を実践編で購入した理由・美容医療への成長性


・四環医薬の収益予想

・四環医薬の配当から


・四環製薬と中国生物製薬

・中国生物製薬、傘下企業が四環医薬子会社と提携

*コメント

・リスク分散投資

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・今日の株式市場から

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26日のニューヨーク株式市場は中国での新型コロナウイルスの感染拡大や、

ロシアが対ウクライナの戦闘で核戦争の可能性について言及したこと、

米国のインフレ高進などで世界的な景気悪化懸念が強まり、ダウ平均は

809.28ドル安の33,240.18ドルと下げて引けています。

__

27日の日経平均株価は前日の米株式市場で主要株価指数が大幅安と

なった流れを受け、東京市場では運用リスクを回避する売りが優勢となり、

前日比31348銭安の2638663銭と下げて引けています。

__

27日の香港株式市場は前日の米株安の流れを引き継ぎ寄り付いたが、

下値の堅さを確認すると前場半ば以降はおおむね前日終値付近でもみ合い、

ハンセン指数は前日比0.06%高の19946.36ポイント、中国企業指数は

0.57%高の6786.02ポイントと上げて引けています。

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今日の株式市場の株価指数


香港市場 前日比 指数  


ハンセン指数  +0.06% 19,946.36


中国企業   +0.57% 6,786.02


レッドチップ  +0.86% 3,801.18      


中国本土市場 前日比 指数


上海B株   +2.74% 283.20  


深センB株 +0.77% 1,012.82

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・新型コロナ、26日の本土感染者数から

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・中国国家衛生健康委員会は27日、新型コロナウイルスの

感染状況について、26日に中国本土で新たに14298人の

感染が確認されたことを明らかにしました。

このうち無症状の感染者は12474人、有症状の感染者は

1824人です。

有症状感染者の内訳は、国内の市中感染が1818人、

海外からの入国者が6人です。

新たな死者は48人でした。

現地時間27日午前0時までの累計では、全国で207081人の

有症状感染者が確認され、死者が4876人となっています。


中国本土以外では、26日に香港で91人の新規感染、7人の

死亡が報告されました。

マカオでは新規感染が0人、死亡が0人、

台湾では新規感染が6336人、死亡が0人でした。

これまでの累計感染者は、香港が329356人(死者9274人)、

マカオが82人(死者0人)、台湾が68022人(死者856人)と

なっています。

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・「1年間実践編」で四環医薬を購入



■「1年間実践編」で第四社目として、四環医薬を購入しました。

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第四社目

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購入日   購入企業 企業コード 購入株価 購入株数 購入金額   日本円   為替 

2022/04/25 四環医薬 00460 1.200HKD 10000 12,051.70HKD 19523816.20円(TTM

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・四環医薬は「週末の1銘柄」に対しては、『415日の記事』の

【四環医薬の202112月本決算から】で、詳しく書いています。


202112月本決算の内容は『』415日の記事』をご覧ください。

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・今回、四環医薬の株を購入しましたので、「1年間実践編」で

なぜ、四環医薬を購入したのかを見ていきます。

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・四環医薬の企業概要

(基本情報から)


中国5大疾病(心血管、中枢神経系、メタボリズム、腫瘍、

糖尿病)分野の製品開発・販売に従事し、全国規模で

卸売チャネルを展開心脳血管疾患(CCV)処方薬に強みを持ち、

主力製品は「欧迪美」「源之久」「邁諾康」など。新薬、

ジェネリック薬の研究開発のほか、2014年には美容医療の

分野に参入した、脳心血管疾患の治療薬大手である

四環医薬(コード:00460)の202112月本決算は売上高は

前年比33.6%増、純利益が12.0%減と増収減益でした。

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・四環医薬の202112月本決算から

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・四環医薬(00460)の202112月本決算

売上高 329100万元 前年比 33.6%増

純利益  41700万元 前年比 12.0%減

EPS    0.0442元 前年は0.0500

期末配当   0.013元 0.013

特別配当   0.095元 0.106


・直前のファクトセットの市場コンセンサス予想

売上高 366400万元

純利益  92400万元

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・四環製薬の業績推移

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業績推移 期末 (予想データ出所:ファクトセット)

        2018/12  2019/12  2020/12  2021/12  2022/12(予想)
売上高     2,917.41  2,878.32   2,464.23  3,291.27  4,138.00
前年同期比   +6.2%   -1.3%    -14.4%  +33.6%    +25.7%
粗利益     2,379.09  2,289.33  1,914.45  2,448.52
前年同期比   19.7%   -3.8%     -16.4%  +27.9%
営業利益    2,025.94  -2,406.23  787.13    763.94   531.00

前年同期比   +20.0%               -2.9%    -30.5%
税引き前利益  2,012.17  -2,422.96  765.84   486.05   560.00
前年同期比   +16.4%               -36.5%   +15.2

純利益     1,619.96  -2,753.33  473.38   41 6.51   649.50
前年同期比   +11.8%                -12.0%   +55.9%

EPS       0.171   -0.291    0.050   0.044
現金配当    0.017   0.017     0.150   0.108

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●まずは過去からの四環医薬の出来事と、企業情報から、

四環医薬の動き、企業動向を見ていきます。

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・四環医薬の売買停止と株価推移


・四環医薬は2015327日から、2016228日まで

売買停止となっていました。


売買停止となった理由は、同社の製品価格の吊り上げや

贈賄、不適切な会計処理などの疑惑に対する調査・対策を

めぐって、第三者の会計事務所による法定調査が

行われていました。

内部管理スキームに基づく審査が完了し、重大な欠陥は

見つからなかったことから、2016229日に同社株の

取引が再開していました。


四環医薬の2014年の株価は高値で6香港ドルを超えて

いましたが、2016229日に同社株の取引が

再開された後、20166月には1.50香港ドルを割っていました。

2017年には3.70香港ドルを超えて上げていましたが、

202012月には【0.900香港ドルを割って】下げていました。


20211月には2香港ドルを超え、20216月には

4香港ドル近くまで上げた後、再度下げた後、

現在の株価は1.300香港ドル前後で動いています。


この点も踏まえて、四環医薬の企業動向を

2015327日から売買停止になった後、どのような

情報が出てきていたかを見ていきます。

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・四環医薬の情報から


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・四環医薬は2015327日から売買停止に。

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・贈収賄容疑で非執行董事を廉政公署が一時拘束


2015.12.02

四環医薬は121日、同社の張炯龍・非執行董事が

「防止賄賂条例」(贈収賄防止条例)に違反した疑いで、

汚職取締機関の廉政公署(ICAC)から一時的に拘束

されたと発表した。

現在は釈放されているという。

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・四環医薬、売買停止は会計処理の問題が原因


2015.04.21

四環医薬は19日、201412月本決算の発表が遅延して

いる問題について、マーケティング・広告費用の会計処理が

同社の実情に合致していなかったことが原因と明らかにした。

同社は2011年に企業を買収。新たに買収した企業の

販売モデルを一部製品の販売に適用した。

これ以降、同社グループの販売モデルは、既存のものと

新しいものが混在するようになった。


新しい販売モデルの下では、同社がマーケットリサーチ会社

にマーケティング・広告サービスの提供を依頼している。

一方、既存の販売モデルでは、流通業者がマーケティング

・広告サービスを請け負っている。


こうしたなか同社グループの売上高と販売費の計上方法が

不適切との指摘を受けた。

これまでマーケティング会社への支払いは販売費用に

入れていた。

だが、売上高とマーケティング会社への支払いを相殺

する方が実際の販売取引を反映できるため、会計処理の

方法を修正する方針。

このため追加の監査が必要になったという。

この結果、同社の財務諸表も修正することになったと説明

している。

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・四環医薬、約11カ月ぶりに売買再開へ


2016.02.26

四環医薬は26日、売買再開の条件をクリアしたことにとも

ない、2016229日に同社株の取引が再開すると発表した。


売買再開の第一の条件であった同社の製品価格の吊り上げや

贈賄、不適切な会計処理などの疑惑に対する調査・対策を

めぐっては、第三者の会計事務所による法定調査が完了。

この結果に基づき、同社の監査委員会は価格吊り上げや

贈賄の存在を否定したうえで、董事会(取締役会)は調査上で

指摘された改善措置を履行していくという。

また、内部管理スキームに基づく審査が完了し、重大な欠陥は

見つからなかったことから、第二の条件もクリアした。


さらに、未開示の決算の発表も完了したことなども踏まえ、

同社はすべての条件をクリアしたと判断。香港証券取引所に

取引再開を申請し、このほど認められたと説明している。

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・四環医薬、166月中間決算は減益見通し


2016.07.19

四環医薬(00460.HK)は15日、20166月中間決算が減益となる

見通し(未監査)を発表した。

製薬子会社の売却益計上にともない前年同期の利益水準が

高かったほか、主力製品の「克林澳」で競争激化にともない

販売価格が低下したことが主因と説明。

このほか、医療費抑制を目的に各省・市が相次いで

「重点監控薬品目録」のリストを発表したことで、

抗腫瘍薬や心血管薬の販売が大きなマイナス影響を受けた。

さらに卸売業者が製品在庫の削減に走り、製品の正常な

サプライチェーンに影響したとしている。

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・環医薬、米国にグローバル事業開発センターを設立


2018.09.04

 四環医薬は3日、米カリフォルニア州サンフランシスコ・ベイ

エリアに「グローバル事業開発センター」を開設したと発表した。

米国に国際業務拠点を置き、バイオ医薬の人材確保や

情報収集を進める。


新センターは研究開発プロジェクトの海外提携や技術サービス輸出、

技術導入を促進するほか、輸出用製品(製剤、原薬、中間体)の

市場開拓を担う。製品輸出と海外製品輸入のチャネル構築も

手掛ける。


 新センターは2017年にサンフランシスコ・ベイエリアに設立した

「米国研究開発センター」に続く国際化の拠点となる。

「米国研究開発センター」は低分子医薬と、抗体や

融合タンパク質など高分子バイオ医薬を開発し、がん免疫療法に

使う新薬の開発に力を入れる。

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・四環医薬、196月中間決算は赤字転落見通し


2019.07.22

四環医薬は19日、20196月中間決算が赤字に転落する見通し

(未監査)を発表した。

20197月からの医薬品の新政策による影響を踏まえ、

これまでに買収した子会社の事業に関するのれん代で

284000万元の減損損失を計上することが主因という。


一方で同損失は一過性・非現金の内容であるほか、この分を

除けば純利益を確保する見込みと強調している。

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・四環医薬、韓国Hugel株取得できず 提携継続


2021.08.27

四環医薬は27日、米ベインキャピタルから韓国のボツリヌス毒素

製剤メーカーHugelの株式取得を検討していた件について、

韓国企業を軸とするコンソーシアムが買収することで最終合意

したようだと明らかにした。

四環医薬は今回、Hugelの株式を取得できなかったが、密接な

提携関係を継続していくとした。

四環医薬は業務提携の下、HugelA型ボツリヌス毒素製剤

Letybo」とヒアルロン酸の中国での独占販売権を保有しており、

今回の件により影響が生じることはないとした。


 四環医薬は713日、米ベインキャピタルがHugelの株式を

売り出すとの一部メディアの報道について、業務提携先である

Hugelの持ち分を取得する「潜在的な戦略的機会」だとして、

「参画によって得られる価値を積極的に評価していく」と表明して

いた。

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・四環医薬が連日の急騰 一時29カ月ぶり高値


2021.01.21 1

四環医薬が連日の急騰。

株価は一時1.86HKドルまで買い進まれ、取引時間中として

2018413日以来ほぼ29カ月ぶりの高値を付けた。


富途控股(FUTU)系の投資情報サイト『富途牛牛』は同日、

四環医薬が先ごろ、子会社の北京四環製薬が開発した

抗てんかん薬レベチラセタム注射液(5ml:0.5g)が中国の

国家薬品監督管理局から販売承認を得たと発表していたと

指摘した。


また、四環医薬は韓国バイオ医薬品会社ヒューゲルが製造する

ボツリヌストキシン製剤の中国代理店となっている。

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・四環医薬、台湾ファーマダックスの降圧剤を中国で独占販売


2021.05.28

四環医薬は28日、子会社の海南四環医薬が台湾ファーマダックスの

降圧剤「コハク酸メトプロロール除放錠」のマーケティングを

中国本土で行う独占的権利を取得したと発表した。


有効期間は、中国の国家薬品監督管理局(NMPA)の医薬品登録か

販売承認を取得した日から5年間。

四環医薬は有効期間を延長する優先的権利を持つ。


中国の医薬品情報プラットフォーム「米内網(MENET)」のデータに

よると、コハク酸メトプロロールは2018年に中国の都市公立病院で

13億元を売り上げた。

現時点で市場に投入されているのは英アストラゼネカが開発した

先発薬だけで、後発薬は承認されていない。四環医薬が供給する

製品は優先的に審査を受ける段階にある。

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・四環医薬子会社の抗がん剤、治験承認を取得


2021.06.03

四環医薬は3日、子会社の軒竹生物科技が開発した「XZP-5955」に

ついて、臨床試験の承認通知を531日に受け取ったと得たと

発表した。

XZP-5955は脳への浸透率が高く、脳腫瘍の治療で高い効果が

期待される。

臨床試験前のデータによれば、XZP-5955は同種製品より安全性が

高いとした。

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・四環医薬、脂肪採集システムの独占販売権取得


2021.06.04

四環医薬は4日、米ジェネシス・バイオシステムズと戦略提携を

行うことで合意したと発表した。

脂肪採集システム「LipiVage」の中国本土と香港、マカオ、台湾、

韓国での独占販売権を取得した。

今回の合意により、医療美容手術関連分野での総合的な実力が

強化されるとともに、競争力の向上につながると説明している。


ユーロモニターのデータによれば、中国の成人肥満率は2002年の

3%から2018年には7%まで拡大しており、英医学誌ランセットは

2016年、中国が肥満人口で世界最多になったと指摘している。


一方、体重減少を希望する人は多く、2020年に2000万人を対象に

調査したところ、9割を超える人がお金を支払ってでも痩せたいと

回答。

ボディコントロールに関連する中国の市場規模は2020年に

105億元だが、2030年には1000億元を突破するとみられている。

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・四環医薬、韓国Hugel株の売り出しは「戦略的機会」


2021.07.14

四環医薬は13日、米ベインキャピタルが韓国のボツリヌス毒素

製剤メーカーHugelの株式を売り出すとの一部メディアの報道に

ついて、業務提携先であるHugelの持ち分を取得する「潜在的な

戦略的機会」だとして、「参画によって得られる価値を積極的に評価

していく」と表明した。

ただ、現時点で検討と協議は全て初期段階にあり、法的拘束力を

持つ合意は成立していないと強調した。


四環医薬は業務提携の下、HugelA型ボツリヌス毒素製剤

Letybo」とヒアルロン酸の中国での独占販売権を保有する。

Hugelは韓国証券取引所に上場している。

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・環医薬、216月中間決算は大幅増収増益の見通し


2021.07.28

四環医薬は、20216月中間決算で売上高と利益が前年同期に

比べそれぞれ80%以上、300%以上増加する見通しを明らかにした。


大幅な増収増益の理由として、強力な販売プラットフォームで

脳心血管疾患以外の医薬品の販売が継続して伸びたほか、

美容医療製品の投入で新たな収益源が生まれたことなどを

挙げている。

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・四環医薬、韓国Hugel株取得できず 提携継続


2021.08.27

四環医薬は27日、米ベインキャピタルから韓国のボツリヌス毒素

製剤メーカーHugelの株式取得を検討していた件について、

韓国企業を軸とするコンソーシアムが買収することで最終合意

したようだと明らかにした。


四環医薬は今回、Hugelの株式を取得できなかったが、

密接な提携関係を継続していくとした。

四環医薬は業務提携の下、HugelA型ボツリヌス毒素製剤

Letybo」とヒアルロン酸の中国での独占販売権を保有しており、

今回の件により影響が生じることはないとした。


四環医薬は713日、米ベインキャピタルがHugelの株式を

売り出すとの一部メディアの報道について、業務提携先である

Hugelの持ち分を取得する「潜在的な戦略的機会」だとして、

「参画によって得られる価値を積極的に評価していく」と表明

していた。

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・四環医薬、メディア報道で声明 Hugelとの戦略提携は継続へ


2021.09.30

四環医薬は、ここ数日の株価と出来高の異常な変動を受け、

声明を発表した。

「中国の投資会社、康橋集団投資管理による韓国のボツリヌス毒素

製剤メーカーHugelの買収で、四環医薬が取得している

一部Hugel製品の独占販売権に影響が生じる」とのメディア報道に

触れ、報道内容を否定した。

四環医薬が保有するHugelA型ボツリヌス毒素製剤「Letybo」と

ヒアルロン酸の中国での独占販売権は買収による影響がないと強調。

また、Hugelと長期的な戦略提携関係を維持する意向を示した。


康橋資本のコメントに関する『界面新聞』の報道に言及。

四環医薬傘下で美容医療事業を手掛ける北京ビ顔空間科技は

商業秘密の侵害を理由に康橋資本を提訴したことを明らかにした。

提訴は北京知識産権法院に受理されており、同社は法的手段を

通じて自社の権利を守るとしている。


四環医薬は今年7月、米ベインキャピタルからHugelの株式取得を

検討していたが、8月に他社による買収が最終合意に達したため、

断念した経緯がある。

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・環医薬、韓国VIOL美肌治療製品の販売権を取得


2022.01.10

四環医薬は、美容医療子会社のI顏空間が韓国VIOLから

「シルファームX」(SYLFIRM X、黄金微針)を中国で販売する

独占的権利を取得したと発表した。

権利の有効期間は同製品が国家薬品監督管理局などの

中国当局から承認され、中国で発売されてから10年間。


シルファームXは微細な針と高周波(RF)治療を組み合わせた

製品で、顔のしわやにきび痕の治療に使われる。

VIOL2009年に設立され、「シルファームX」と「O media」、

Scarlet S」の3ブランドを展開。

製品を45カ国に供給している。


一方、中国のRF美容医療機器市場は成長期にあり、

201619年にRF美容医療機器の市場規模は28億元から46億元に

拡大しており、年平均増加率は17.1%に達した。

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・四環医薬のインスリン製剤、中国当局が販売申請を受理


2022.01.27

四環医薬は27日、子会社の吉林恵升生物製薬が開発した

超速効型インスリン製剤「インスリンアスパルト」注射液3種に

ついて、中国の国家薬品監督管理局が生物製剤承認申請

BLA)を受理したと発表した。

吉林恵升生物製薬は中国で唯一、全種類のインスリンアスパルト

の販売を同時申請し、受理された企業となった。


インスリンアスパルト注射液は糖尿病の治療に使用される

超速効型のインスリン類似製剤。吉林恵升生物製薬は濃度別に

3タイプを申請した。

いずれも中国の国家医療保険対象リスト(2021年版)に収載されて

いる。

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・環医薬、康橋集団投資管理によるHugelの買収が完了 

 提携関係継続へ


2022.02

四環医薬は14日、中国の投資会社、康橋集団投資管理による韓国の

ボツリヌス毒素製剤メーカーHugelの買収が完了したことを明らかにした。

康橋集団投資管理は42.9%の持ち株比率でHugelの単独筆頭株主と

実質支配者となった。


四環医薬はHugelA型ボツリヌス毒素製剤「Letybo」とヒアルロン酸の

中国での独占販売権を保有している。


市場では康橋集団投資管理による買収が四環医薬とHugelの提携に

影響を及ぼすとの臆測も出ていたが、四環医薬はHugeとの

提携関係をさらに強化することで康橋集団投資管理と合意したと

強調している。


また、四環医薬傘下で美容医療事業を手掛ける北京ビ顔空間科技は

商業秘密の侵害を理由に康橋集団投資管理を提訴したことについて、

双方はすでに和解したと説明している。

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・四環医薬の子会社、深セン易美医学科技を買収


2022.03.14

四環医薬は14日、子会社の北京I顏空間生物医薬が

深セン易美医学科技を買収すると発表した。

株式譲渡と増資により、北京I顏空間生物医薬が深セン易美医学科技の

発行済み株式の80%を握ることで深セン易美医学科技の株主と合意した。


深セン易美医学科技は自社特許に基づいて開発した超音波医療機器を

製品化し、冷熱脂肪燃焼システムも手掛ける。

同社を買収することで、四環医薬は光電子工学機器の分野で事業を拡張

する方針。

深セン易美医学科技の技術を基盤に研究開発に一段と投資し、先進的な

美容医療機器の新製品を開発していく。

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・四環医薬、軒竹生物科技の「科創板」分離上場を計画


2022.03.28

四環医薬は27日、子会社の軒竹生物科技を上海証券取引所の

ハイテク新興企業向け市場「科創板」に分離上場させる計画を発表した。

四環医薬は現在、軒竹生物科技の株式62.39%を保有している。

分離上場により、持ち株比率は低下するが、引き続き支配株主にとどまる

見通し。

公告発表日時点で正式な上場申請は行っていない。


軒竹生物科技は四環医薬の傘下で新薬の研究開発を手掛けている。

複数の製品が第2相・第3相の臨床試験に進み、研究開発への

資金投入需要が拡大していることから、20208月と202112月に

総額156000万元の資金調達に成功し、企業価値は70億元近くに

増加していた。

分離上場により、軒竹生物科技の創薬プラットフォームとしての独立性や

外部資金の調達能力を高め、業務成長や産業化につなげたいとしている。

また、四環医薬は資金を成長力の高い美容医療やその他の新業務の

拡大に投入したい考え。

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・四環医薬は、脳心血管疾患の治療薬大手】医薬品の開発と

販売を手掛けており、主力製品は「欧迪美」「源之久」などと

なっています。

中国5大疾病(心血管、中枢神経系、メタボリズム、腫瘍、糖尿病)

分野の製品開発と販売に注力し、売上高全体の87%を

CCV医薬が占めていました。

2019年上期)


・四環医薬、2021年は変曲点の年であり、医療の美しさと質の高い

医療への移行に成功しと発表しています。


グループ傘下の四環医美プラットフォームである北京ヤンヤン宇宙

生物医薬有限公司(以下「顔面空間」)は、量的品質の二重成長を

達成し、自己研究、買収合併、合弁協力、独占代理店などを通じて、

医療・美容のコア分野に迅速に参入し、

医療・美容製品ポートフォリオを拡大しています。


一方、韓国初のボツリヌス毒素製品「レティ」は20212月に発売され、

自己研究パイプラインには10種類以上のIII製品と約20種類のII製品が

あります。


また、上記の事業開発を支え、良好な相乗効果を生み出すのは、

非常に強力な登録能力を含むグループの3つのコア能力です:

四環製薬は、韓国のボツリヌス毒素を中国市場に持ち込んだ最初の

企業であり、非常に短い時間で自己研究品種の登録を完了し、

製品に市場投入の先駆的な利点をもたらすことができます。


また、医薬品の学術マーケティング能力として市場認識され、全国を

カバーする専門的で効率的な学術マーケティングプラットフォームに

おいて、グループの専門マーケティングチームとビジネス販売ネットワーク

は、既存の製品の継続的な急速な浸透を促進し、新しい製品に強力な

「現金化」能力を与えることができます。

・・・・・と、発表しています。

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*コメント

・大まかですが、四環医薬が2015327日から売買停止と

なった後の、企業動向がつかめたかと思います。

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脳心血管疾患の治療薬大手である四環医薬は資金を成長力の

高い美容医療やその他の新業務の拡大に投入していきます。


四環医薬は韓国VIOLから「シルファームX」(SYLFIRM X、黄金微針)を

中国で販売する独占的権利を取得しました。

シルファームXは微細な針と高周波(RF)治療を組み合わせた製品で、

顔のしわやにきび痕の治療に使われます。

VIOLの製品を45カ国に供給しています。

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四環医薬は214日、中国の投資会社による韓国の

ボツリヌス毒素製剤メーカーHugelの買収が完了しています。

康橋集団投資管理は42.9%の持ち株比率でHugelの単独筆頭株主と

実質支配者となりました。


四環医薬はHugelA型ボツリヌス毒素製剤「Letybo」とヒアルロン酸の

中国での独占販売権を保有しています。

市場では康橋集団投資管理による買収が四環医薬とHugelの提携に

影響を及ぼすとの臆測も出ていたが、四環医薬はHugeとの

提携関係をさらに強化することで康橋集団投資管理と合意したと

強調している。

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四環医薬は14日、子会社の北京I顏空間生物医薬が

深セン易美医学科技を買収すると発表しており、発行済み株式の

80%を握ることで深セン易美医学科技の株主と合意しています。

深セン易美医学科技は自社特許に基づいて開発した

超音波医療機器を製品化し、冷熱脂肪燃焼システムも手掛けて

おり、同社を買収することで、四環医薬は光電子工学機器の

分野で事業を拡張していきます。

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四環医薬は、軒竹生物科技の「科創板」分離上場を計画しており、

分離上場により、軒竹生物科技の創薬プラットフォームとしての

独立性や外部資金の調達能力を高め、業務成長や産業化に

つなげたいとしています。

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・四環医薬を実践編で購入した理由・美容医療への成長性

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・美容医療に関しては、韓国では前から盛んにおこなわれており、

韓国のテレビ番組でも、韓国美容整形番組「Let美人」で大変身!

ビフォーアフター大公開♡、が人気があり流されていましたので、

日本のテレビでも、時々放送されていますので、多くのかたが

ご覧になっていたのではないでしょうか。


日本のテレビでも、プチ整形や本格的な整形を行うような

テレビコマーシャルが流れています。


TCB東京中央美容外科のテレビCMや、

郷ひろみが歌い、3時のヒロインがタンバリンで踊っている

美容クリニックの「にしたんクリニック」、

高須克弥とタンバリンを持って踊っている「高須クリニック」や、

他にもテレビコマーシャルが流れています。


中国では美容整形や美容外科はまだ一般ではありませんが、

数年後先には大きく成長していく可能性は大きいでしょう。

美を求めて、お金を使う人はこれから増えていきこそすれ減って

いくことは考えられません。

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・四環医薬は本業も重視しながら、資金を成長力の高い

美容医療やその他の新業務の拡大に投入していきます。


中国のRF美容医療機器市場は成長期にあり、201619年に

RF美容医療機器の市場規模は28億元から46億元に拡大

しており、年平均増加率は17.1%に達しました。


20221月末現在、全国に約2,500の医療・美容施設があり、

ヘッド500機関には430以上の施設があります。

また、20212月、注射用A型ボツリヌス毒素ルティ50U

国家医薬品局によって正式に承認され、市場に投入されました。

新製品規制の承認により、Letiyuan 50Uは、すでに最初に

発売されたLeti-100U に基づいて、製品仕様タイプを豊かにし、

レティの正規製品の拡大と市場普及に有益です。


2021年は、四環医学にとって非常に特別で転換点の年だと、

四環製薬ホールディングスグループの会長兼エグゼクティブ

ディレクターのチェ・フェンシェン博士は述べています。


医療・美容事業であれ、医薬品事業であれ、当社グループは

製品の収穫期を迎え、自社製品パイプラインは徐々に市場に

投入されるか、段階的な臨床試験の成果を達成し、製品導入、

買収、合併など、より多くのプロジェクトが徐々に着地し、

製品パイプラインをさらに拡大していきます。


医療・美容事業の今後の発展を展望し、単一製品代理店販売

モデルに別れを告げ、代わりに、国際大手エルジャンの

開発過程を参考にし、包括的な製品マトリックス、

自己研究+BDツインエンジンドライブ、海外高品質の買収合併を

通じて、国内医療・美容産業のリーディングプラットフォームを

構築するという目標を達成させるとしています。

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・四環医薬は、韓国VIOLから「シルファームX」を中国で販売する

独占的権利を取得しており、韓国のボツリヌス毒素製剤メーカー

Hugelの買収、ヒアルロン酸の中国での独占販売権を保有

しており、今後こちらからの収益貢献で業績は、飛躍的に伸びて

いく可能性があります。

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・四環医薬の収益予想


決算    売上高  増収率(%)  純利益  増益(%)   EPZ
20.12    2,464  ▲14.4     473   黒転   0.05
21.12    3,291   33.6     417  ▲12.0    0.04
22.12(予)  4,582   39.2    1,304    213.1    0.14
23.12(予)  6,095   33.0    1,889   44.9   0.20

中21.06   1,907   80.9     611  307.6   0.06
通貨・単位:(百万元) EPS 通貨:(元)

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・四環医薬の収益予想の売上高では2022年、2023年予想で

【30%を超えた伸び】となっています。

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・四環医薬の配当から

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公示日 会計年度 配当 権利落日 支払日 備考

22/03/29 2021/12 - 0.0950RMB 22/05/26 22/06/14 特別配当

22/03/29 2021/12期末 0.0130RMB 22/05/26 22/06/14 —

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四環医薬は四環医薬四環医薬は2015327日から、一時取引が

中止され、同社の製品価格の吊り上げや贈賄、不適切な

会計処理などの疑惑に対する調査が行われていました。

ですので、同社に対しての不信感は高いものの、収益では回復

してきており、今後が期待できるとみて、「1年間の実践編」で

購入していました。


四環医薬はEPS、一株利益が2021年は0.04人民元となっていましたが、

0.108人民元出しますので、利益以上の配当額を今回2021年配当で

出します。

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四環医薬の配当権利落日は526日ですから、前日の25日までに

購入すれば配当を受け取ることができます。

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・四環医薬(コード: 00460

今日の株価  1.250香港ドル

今日のPER  23.63

配当利回り  10.34

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・四環製薬の業績では、2019年は赤字に転落していましたが、

2020年に回復してきていました。

四環医薬の201412月本決算の発表以降の記事では上記で

書いていますので、確認してください。


現在の四環医薬の株価は大きく下げていることと、

配当利回りでも高いこと、今後収益でも伸びていく可能性が

出てきていることで、購入ができるかどうか一考できるかも

しれません。

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・四環製薬と中国生物製薬

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・中国生物製薬、傘下企業が四環医薬子会社と提携

 

中国の総合医薬品メーカーの中国生物製薬(コード:01177)は

421日、傘下の正大天晴康方(上海)生物医薬科技が

軒竹生物科技と提携したと発表しました。

提携の下、正大天晴康方のPD-1モノクローナル抗体

「ペンプリマブ」と軒竹生物科技のAXL阻害剤の開発と

実験を行い、がん治療の併用療法を共同開発します。


軒竹生物科技は四環医薬コード:(00460)の子会社で、

低分子医薬品を使ったがんのターゲット療法を手掛けて

います。

正大天晴康方が強みとする高分子医薬品による

免疫治療と組み合わせ、非小細胞性肺がんへの

複合免疫療法の適用を研究しています。

-----

・四環製薬と中国生物製薬は傘下企業と子会社同士で

研究を行っていきます。

四環製薬と中国生物製薬が複合免疫療法の適用を研究

していくことで、収益に貢献できれば、両社は収益でも

伸ばしていくことができます。

_____

*コメント

・中国生物製薬は「1年間実践編」で購入しています。

(毎月第一水曜日の記事で内容を書いています。)


四環製薬と中国生物製薬を比べると、企業の大きさ、

長期的な成長でも中国生物製薬は成長率は高く

ないかもしれませんが、成長していきます。


一方、今回取り上げた四環製薬は既存の製薬事業では

苦しい可能性がありますが、同社はここから美容医療分野での

成長が期待できる製薬企業です。

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・リスク分散投資


四環製薬と中国生物製薬の株価を見ていくと、

四環製薬の株価は1.300香港ドル程度で、取引単位株数では1,000株で

最低売買価格では2万1000円程度で購入できます。


中国生物製薬の株価は4香港ドル前後で、取引単位株数では

1,000株で最低売買価格では6万4000円程度で購入できます。


この2社に対してリスク分散で投資を考えるのであれば、

四環製薬の株1,000株で2万1000円。

中国生物製薬の株1,000株6万4000円。

両方株、1000株ずつ購入するとしても、投資資金は

『8万5000円』です。


リスク分散投資でも、1000株ずつ購入も検討できます。


1社に決める必要はなく、投資資金でも多くなくとも買えるのが、

中国企業株ですから、分散投資で買っていくことも検討できます。

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・中国生物製薬(コード: 01177

今日の株価  3.910香港ドル

今日のPER  4.20

配当利回り  2.05

___

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