シカクマメ

 このコーナーでは私にとって思い入れのある「シカクマメ」という植物について紹介します。

 シカクマメとは熱帯アジア原産のつる性マメ科植物です。特筆すべきは、地上部にマメを実らせるだけではなく、地下部にはイモを形成し双方が食用となる点です。一昔前に、トマトとジャガイモを融合させたポマトが話題になりましたが、結局のところあれは実用とは程遠く、トマトもジャガイモも貧弱なものしかできなかったそうです。自然界には人間が手を加えるまでもなく、地上部も地下部も食べられるそんな植物が存在します。それがシカクマメなのです。

 とは言うものの、シカクマメのイモはそれほど大きくはなく、また硬く味も褒められたものではありません。原産地ではイモも食べられているそうですが、現実的に我々が食用とするには地上部のマメを利用することになるでしょう。シカクマメのマメは大豆に匹敵する栄養価を持つと言われており、食用にする価値は十分にあります。イモの方は、近い将来品種改良によって私たちの食卓に上ることを願っています。

 前述のとおり、元々は熱帯地方原産の植物なのですが、ある程度の品種改良もおこなわれており、日本の気候でも十分にマメを収穫できる「ウリズン」という品種が作出されています。シカクマメはサヤエンドウのように若莢をそのまま食べることができます。くせがないので、生のままサラダにもできます。天ぷらにして食べてもなかなか美味しいです。

 育てるにしても決して難しい植物ではなく、植えたら放っておいても十分育ちます。

 このコーナーを見てシカクマメを育ててみたいと思う方がいらしたら、種子をお分けします。ぜひご連絡下さい。(諸事情により2006年は種子の配布ができなくなりました、申し訳ありません)

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