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転載1.(06/12/27)がつんと! 女性専用車両に異議あり より。
がつんと!
日々感じた事を、がつんと伝えるブログ。
女性専用車両に異議あり


『最近、日本全国で女性専用車両を導入する公共交通機関が増えているようである。
その目的は『女性の痴漢被害を減らすため』らしいが、やはりコレには賛否両論があるようだ。
個人的には女性専用車両の導入は、条件付きで“賛成”である。痴漢という犯罪は取り締まるベキだ。 しかし、単純に『女性=被害者、男性=痴漢』というような分け方では、「性差別だ!」と言われて も仕方がないだろう。
他にも、それ以外の車両での痴漢対策はどうするのか?、痴漢の冤罪を防止するため、男性専用車両 も導入すべきだという意見もあるようだ。

女性専用車両を導入した理由が『痴漢対策』と言うのであれば、その車両に乗る条件は『痴漢被害に 遭う可能性がある女性』という事になるハズである。
「痴漢に失礼だ!」とまでは言わないが、ど〜〜見ても痴漢に遭う心配のナイ人達が平然と乗ってい る現状は、本来の“崇高な”目的を逸脱しているのではナイだろうか?
どうせなら、『女性専用車両』という不正確な名称を『美人専用車両』などに改めれば、差別される 男性達の理解や支持を得られるのではナイだろうか?
乗車の可否の判断はホームにいる駅員に任せ、明らかに『痴漢に遭う可能性が、著しく低いと思われ る女性』の乗車を徹底して拒否するぐらいの姿勢を見せて欲しいものだ。

近年“男女平等”が叫ばれ、男女の雇用条件にも平等が求められているのだから、通勤の条件も“男 女平等”であるべきではナイだろうか?
都合のイイ時だけ『女性』をアピールして特権を得ようとするやり方は、“女尊男卑”という歪んだ 思想を進めている女性団体と同じで、かえって賛同が得られなくなるのではナイか?
今回の『男性=有害』という考え方を知った時、かつてのアメリカや南アフリカで行われていた人種
差別政策(交通機関で白人と有色人種の乗る車両や座席が分かれていた事)が頭をよぎった。
過剰なフェミニズムは、男性への性差別という新たな問題を生んでいるように思われる。
くれぐれも、コレがファシズムにまで成長する事がナイよう願いたいものだ。』

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転載2.(06/12/27)女性専用車両 - Wikipedia より。
女性専用車両


 『満員電車の痴漢対策として女性専用車両の導入が開始され大きな社会問題となっている。痴漢問題 と共にその是非を検討する。
その弊害
 女性専用車両の導入でよく話題になるのが、性差別かどうかという点である。私は女性専用車両は 必要ないし導入は好ましくないと思うが、かと言って女性専用車両の導入に対して教条主義的に絶対 反対でもない。一定の条件を満たしていれば認めても構わないと思う。
 女性専用車両だけがあったとしても男女の利便性が著しく偏っていない限りは問題は無い。ただ、 女性専用車両を導入した時点でどうしても利便性で女性が有利になってしまう。そこが他の車両より 混雑がひどかったとしても女性客にはその車両に乗らないという選択肢もあるし出口や階段などに近 い場合は女性がかなり有利になる可能性もある。現実問題としては女性専用車両の導入による男女の 利便性に差をつけないようにするというのは不可能であり、どこまで男女の利便性の格差を認めるか という事になるだろう。
 現状の女性専用空間の設定には疑問がある。聞いたところによると全てがそうなのかどうか分から ないが、女性専用車両はがら空きだそうだ。女性優遇車両になってしまうのではないかと危惧してい たが案の定そうなってしまった。
 まず男女間の不公平が問題だ。弱者は女性だけでないし、あくまで趣旨は痴漢対策だけに限るべき だ。また、全ての女性が女性専用車両に乗り込む訳ではないので、一般車両に乗る女性も被害者であ る。
 逆に一般車両で女性が痴漢の被害にあう確率が高くなるであろうし、女性が痴漢にあった場合に 「女性専用車両があるのに一般車両に乗る方が悪い」という事になりかねない。
 全体として見ると乗客の苦痛が増す事になっている。ある弱者を救うために他の弱者を犠牲にする のでは意味が無い。

男性専用車両導入の是非
 男性専用車両に対しては、私はあまり必要性を感じない。そういうものを導入すると話がややこし くなるだけだ。
 乗客の男女比は必ずしも1対1ではないので、男性専用車両と女性専用車両の比率が1対1ならラ ッシュ時に数の多い男性乗客にとって不公平という事になる。
 仮にラッシュ時の乗客の男女比が7対1だと仮定する。男性専用車両7両でと女性専用車両1両に すれば、男性が乗れない車両が1両で女性が乗れない車両が7両という事になり、今度は女性にとっ て不利になる。
 男女間の不公平の無い車両配分というのは難しい。仮に専用車両が女性専用車両だけだったとして も混んでいるくらいであれば、特に不満は起きないと思う。

対策
 この問題を解決するための主な対策として、(1)ラッシュ時における混雑の緩和、(2)車両の 性能アップ、(3)利用者数に見合った女性専用空間の適正な配分、などがあげられる。

(1)ラッシュ時における混雑の緩和
 日本の公共交通機関で痴漢の多い最大の要因として混雑が酷いという事がある。乗車率三百%にす らなる首都圏の電車のラッシュ時には、痴漢の被害にあっても誰が痴漢をしているのか分かりづらい。 そもそも体が偶然密着する事もあるので、痴漢の被害にあっているのかどうかすら分からない場合も ある。痴漢行為が容易な状況になっている。
 混雑を緩和するという事が痴漢対策として極めて有効である。その具体的な手法としては、官公庁 や企業などによる時差出勤の導入、ラッシュ時に増便する、路線の複々線化や二階建て車両の導入な どがあげられる。
 もし、鉄道施設の大幅な増強コストを電鉄会社が負担しきれないのであれば公的な援助についても 検討してみるべきだ。日本の鉄道会社は私企業であるが、鉄道施設は公共財でもある。増え続ける自 動車による騒音、振動、排気ガス、地球温暖化、交通渋滞などは深刻な社会問題である。鉄道のさら なる充実により環境保全や雇用対策など、補助金をつぎ込んだとしてもそれを上回る社会的な効果が 期待できるとすれば、費用対効果をよく検討した上で補助金の額を増やしても良いと思う。

(2)車両の性能アップ
 乗客にとっての快適性や安全性は単に込み具合だけでなく、揺れや加減速の具合によっても大きく 違ってくる。殆ど揺れずに加速や減速が滑らかであれば、多少混んでいても耐えられるものだ。
 乗っている時間を短くできれば不快感も変わってくる。そのための手段としては加速や速度のアッ プなどが考えられる。
 車両内の空間を出来るだけ広げるという事も考えるべきだ。

(3)利用者数に対する女性専用空間の適正な配分
 女性専用車両の導入で一番問題なのは女性専用車両が必ずしも有効に使われていない事だ。一般車 両がぎゅうぎゅう詰めで女性専用車両がガラ空きでは一般車両の乗客から不平が出るのは当然だ。女 性だけに専用車両が与えられたとしても、そこが一般車両より混んでいるくらいであればあまり不満 は出ないと思う。そこで空いている女性専用車両については椅子を撤去して間仕切りを作り、利用す る女性の数にあった空間を配分するとよい。曜日や時間帯など恐らくによって違ってくるかもしれな いので可動間仕切りであればなお効果的であろう。

[編集] 日本における女性専用車の概括
日本における女性専用車両は、戦前の1912年(明治45年)1月31日に東京の中央線で朝夕の通勤・通 学ラッシュ時間帯に登場した「婦人専用電車」が最初とされている。この「婦人専用電車」は、男性 と女性が一緒の車両に乗るのは好ましくないという当時の国民性を反映して導入されたようであるも のの、短期間で廃止された。

戦後では、1947年(昭和22年)5月にやはり中央線で「婦人子供専用車」が登場し、同年9月からは京 浜東北線にも連結された。この「婦人子供専用車」は、当時の乗車率が300%にも及ぶ過密状態であっ たため、殺人的通勤ラッシュから子供と労働女性(OL)を守る目的で導入された。しかし、京浜東北線 の「婦人子供専用車」は短期間で廃止された。中央線では朝の通勤・通学ラッシュ時間帯での運行が 継続されていたものの、1973年(昭和48年)9月15日(当時の敬老の日)より「シルバーシート」 (優先席)と入れ替わる形で9月14日の運行をもって廃止された。

時代が移り変わり、車内における迷惑行為や痴漢行為が社会問題として大きく取り上げられ、明瞭に 犯罪であるとして意識されるようになった。このような状況を背景に、女性が安心して乗車できるこ とを謳って女性専用車両が導入されはじめた(輸送力の増強計画が進捗した上に、バブル崩壊などに よる利用者の減少も重なり、総じて混雑度が緩和されつつあったことも鉄道事業者が女性専用車導入 に踏み切ることの出来た理由のひとつでもある)。 2000年(平成12年)12月、京王電鉄京王線で、 平日夜間に新宿駅を発車する下り急行・通勤快速・快速の最後部の車両に「女性専用車両」を試験的 に導入した。そして、導入に対し肯定的な意見が多かったため、翌2001年(平成13年)3月のダイヤ 改定で「女性専用車両」が本格導入となり、以後は他の鉄道事業者においても「女性専用車両」導入 が広まった。2003年(平成15年)の統計によると、女性の9割、男性の6割が女性専用車両に賛成して いる(国土交通省発表資料による[1])。

[編集] 乗客の意識とのギャップ
根本的な痴漢対策を置き去りにしたまま、「女性専用車両」を導入している鉄道事業者や国土交通 省に対し、不満を感じている人も多い。特に、男性利用者に対して負担を強いるケースも見受けら れるため。また、「男女平等の社会に反する」といった意見もある。2005年のアンケート調査によ れば、全体の賛成が78%、そのうち男性の賛成は61%であり反対は39%、女性の賛成は92%であり反対 は8%であった(駅前探検倶楽部アンケート)。

[編集] デメリット
車両移動する際に通過できず、外を回らないと行けない場合がある。もしドアをロックしている場合、 特に地下鉄では消防法に抵触する可能性がある。 女性専用車両導入以降、締め出された男性客の影響で女性専用車両の隣の車両の混雑が激しくなった。 先頭車両または、最後尾車両に設置した場合乗務員に用があっても駅に到着するまで行けないといっ た問題もある。特に、駅ホームでは当該車両付近への立ち入りすら制止される場合がある。
男子児童及び身体障害者とその介助者への対応。』

以上