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不本意な贈り物(置き引きに遭う)(自然周吾)

本日、さつきのメンバーと、プラザの帰りに近くの喫茶軽食堂で昼食を取ったのだが、そこでの 出来事である。

そこは、道路に囲いも無く面した喫茶軽食堂の広い駐車場である。
入り口近くに、バイクを道路側からI さんの分と2台並べて置いた。I さんはヘルメットを篭に置き、 私は、テニスボールが入ったバッグを、荷台にかけた状態で、店に入った。
入る際に、N さんが、『盗られないといいですね』と言った。私は『盗られてもいいようなものです から』・・・と応えた。

そして、食後1時間30分程して、店を出たところ、N さんが、『盗られている!』と言ったのである。
確かに、バッグが、消えてなくなっていた。
こんなにも店の近くで、盗る人がいるのだ・・・。中身は、汚れた練習用の使い古した20数個のテニスボールで ある。入れ物のバッグも、年期の入った、タイヤで擦れきれた、安物である。幸いにも盗られて後悔する ものでは無かった。(ただ午後からのリサイクルでの練習ボールが不足するが・・・。)

が、盗る人がいたのである。バッグからこぼれないように、やっとこさ、チャックを閉めておいたので、 バッグは、パンパンに張っていた。犯人には”大物?”が入っていると見えたのかも知れない・・・。
開けて中身を見て、犯人は、本当に、びっくりしてしまうだろう。しかし、盗んだのは間違いない。

私1人が、バッグのなくなったのに気づいたなら、恐らく、どこかに置いてきたのか?と、探すだろう。
しかし、今回は、N さんとで、しっかりと、荷台にかけられたバッグを確認して、店に入った。
バッグは、意識して一生懸命に外さなければ、外れないのである。確信して盗んだとしか思えない。

幸い隣の、I さんのバイクの篭のヘルメット1式は、無事であった。

バッグの中をみれば、また、バッグを見れば、さらには、私の年代者のバイクを見れば、盗む危険を冒して までの品物ではないと、普通は気が付くだろうに・・・。
品物は、金銭的には無に等しいが、犯人の”盗んだという犯罪行為”は、消えない。
今日12月25日、クリスマスの、プレゼントとして与えるには、余りにも有効な物ではなかった。どうせなら もっと有意な品物をと思うが、盗みは許せる行為ではない。

道路に面したオープンな駐車場であるが、歩行者が盗るとも思えない。歩行で通り抜ける方向には適していない からだ。
が、ともかく、今回の盗品が、施しに値する品物ではなかった(価値が無い)点が、かえってまずいのではと、 思っている。
すなわち、犯人は、盗んだ行為を金銭的に無駄であった(価値が無い品)と反省していると思うが、行為 そのものは後悔せず、さらに金銭的な高価な物へと、盗み行為がエスカレートしていくのではと、危惧する のである。(右写真は、店の近くのプラザコート)

(05/12/25)
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