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寿命まで人体も整備を続ける(加齢を超えて)(自然周吾)

先週のテニスで左足膝をガクッとして、その反動からか右足膝が痛くなった。 それで今、サポーターでカバーしている。

前から右腕がしびれている(かったるい)感じがしていやであった。そして、ついに最近、 腰が重たくなってきたのである。
思いあぐねて、やっと本日、かかりつけの成形外科に行った。従前から、腰と首の牽引をしていた(物療)のだが、昨年6月末から、 調子がいいので、治療を中止していた。今日は覚悟して、院長の診察を受けた。

握力は左右の腕とも30Kgを超えていた。特にひどくはないらしい。腰・首のレントゲンを撮り、 数年前とを比較し、 院長から、きっちりと”加齢”による影響が出ていると指摘された。
関節が全体に圧迫されて来ている。腰の関節圧迫により足の痺れが発生するとやっかいだが、今は首関節の圧迫で腕の痺れが でているのだろう。結果、牽引を続けること。しばらく痛み止め(痺れ止め)の薬を飲むことと指示された。
今している運動について聞かれたので、正直に、テニスはほぼ毎日2時間ぐらい、していると話したら、院長は『程ほどに』と云われた。
どれくらいならいいのか?? 回答が怖いので、詳しく聞かなかった。テニスの予定はずっと詰まっている。 スキーのことまで云えなくなってしまった。
テニス活動内容は、週5日だが、一生懸命でなく、適当に、運動しているだけと付け加えたが・・・。

ここで反省した。
最近は、身体は寿命なら、壊れるままにしておいていいと思っていた。仕方がないのである、と思っていた。が、そうではない。
例えば、バイクでは、エンジンが壊れて動かなくなる(これが完全寿命が来た状況)までは、出来るだけこまめに整備・修理 して動かし、使い切ることが、バイクにとっては、本当の寿命を生きることになるのだ。
簡単に、外観がみすぼらしくなった、10年、10万キロ走ったから、寿命だ、もう直さなくてもよい、整備しなくてもよいと 言うのは、間違いである。
真の寿命(エンジンが止まるまで)が尽きるまでは、心地よく最善の状態でいるべきなのだ。バイクも人も。

昔ある武将が、敵の捕虜になり処刑される直前に出された食事に、『この食事は健康に悪いので、 替えてくれ』と文句を言った。すぐに処刑されるのに、何が”健康”云々かと、敵の担当者は笑ったそうな・・・。
(注:以上は全く頼りない引用だが、どこかで正確な資料を探してみよう。)

果たして、この場でこの発言は、重要だ。
死ぬまでは、生きているからである。ほとんど死ぬことが確定していたとしても、死ぬまでは、生きているのである。
”お棺”に入るまでは、死んでない。昔は、死はもっと真近にあっただろうが、現代でも、確実な死の瞬間までは、誰も気が付 かない、死の日時は自分では決められない。
だからこそ、常に精一杯生きている状況を、維持すべきなのだ。

(06/01/19)
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後日確認:
11月12日(日)放映のNHK大河ドラマ『功名が辻』第45回(三成死すとも)の中での場面より、
・・・石田三成が、関が原の戦いに敗れ、処刑直前の場面で、三成が湯を所望したところ、 干し柿ならある、との応えに対して、「干し柿は、身の毒になるからいらない」 と言って、警吏から、処刑直前なのにと、笑われた・・・

これが、原点かもしれない。(06/11/13追記)