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北欧は氷河と森林の町と思っていたら、児童文学と夏はバラの町、という視点に出合った。
今日抽選で当たった、千葉市中央図書館主催の児童文学講座「スライドで見る北欧児童文学の世界」 講師 池田正孝氏
(中央大学名誉教授)の第2回(全3回)に参加した。
日程はいずれも、千葉市の『入門テニス』と重なっていて、第1回目は『入門テニス』初回を優先して、講座は欠席した。
その代り、第2回・第3回は、『入門テニス』を欠席して、講座に参加する。(結果、『入門テニス』は全10回中8回は参加できる。)
第2回講座の事前内容は知らないままで参加した。参加者はほとんど女性であった。(私以外の男性には、気が付かなかった。)
セルマ・ラーゲルレーヴとは何者か。そんなことも知らず参加しているのである。『ニルスのふしぎな旅』の作者と、レジュメを
もらって、知った。また、写真を見て、女性であったのも知った。『ニルスのふしぎな旅』は、昔、読んだことがあるだろう・・・。
全4部でかなりな長編である。
初訳本の岩波書店版は、絶版で、今は『ニルスのふしぎな旅』(1・2・3・4)ラーゲルレーヴ作/香川鉄蔵・香川節訳偕成社文庫、
がある。
14時ー16時で、セルマ・ラーゲルレーヴの略歴と、『ニルスのふしぎな旅』の中のモデルまたは、関係土地等を訪問した写真を地図と
照らして見せてくれた。
セルマ・ラーゲルレーヴの略歴では、「1909年(52歳)スウェーデン人として、また女性としてはじめてノーベル文学賞を受賞する。」
また、「1901年〜1902年(44歳〜45歳)『イェルサレム』発表。」(ラーゲルレーヴの生涯最大の作品と言われている。)
などを知った。
スライドは、どれも風景全体が明るく、花もきれいであった。話では、夏休みは、バラが美しく、ホテルは、現地の夏季休暇で
客が少なく、宿泊料が3-4割安いとのことである。スウェーデン南部の城めぐりなどは、面白そうである。
レジュメの手書きの地図は分かりやすく、ありがたい。
改めて、『ニルスのふしぎな旅』を読もうと思った。
コスモスのメンバーで、昨年北欧を旅行した人がいた。状況を聞いてみよう。
第3回も、驚きの出来事に出合えるかもしれない。
(06/01/20)参考:
平成17年度 児童文学講座「スライドで見る北欧児童文学の世界」
講師 池田正孝氏(中央大学名誉教授)千葉市中央図書館
第1回 18年1月13日(金)「ハンス・クリスチャン・アンデルセン」
⇒「入門テニス」を優先し、欠席。
第2回 18年1月20日(金)「セルマ・ラーゲルレーヴ」
⇒「入門テニス」を欠席し、参加。『ニルスのふしぎな旅』の作者。
第3回 18年1月27日(金)「アリストリッド・リンドグレーン」
⇒「入門テニス」を欠席し、参加予定。