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『抽選』という”隠れ蓑”(サークル活動支援)(自然周吾)

今月25日開催の、”放送大学の魅力アップに関するインタビュー”参加者募集に応募し、当選した。(会場:東京文京学習センター)

どんなことを話すのかは分からないが、事前のアンケートには、学校当局のサークル活動支援姿勢について不満である旨記入した。 出来れば、今後大学はどういう方針でサークル活動を支援するのかを問いたいと思っている。
平成18年度教育学部の学生募集パンフレットには、『学習センターをキャンパスとして、スポーツや学問のサークル活動の場として 数多くの学生の皆さんが利用されています。』と記載されている。

状況によっては、大学当局のサークル活動支援姿勢について、大学コートの利用許可事務の現状を公開し、他に問うてみ ようかと思っている・・・。私の知っている範囲では以下のような偏った話しになりますが・・・。

卒業しない(する必要もない)年配者学生が、放送大学には多く在籍している。(資料では、50歳以上の年代の人は、26,500人もいる。 彼らがすべて該当するとは言えないが・・・。)

放送大学が今後独立法人として継続する上での財源から考えると、卒業しない長期滞在学生=年配者学生をいかに収容し、魅力を与えて 飽きさせずに、引き止めて在学させ続けるかの方策を立てておくのは大切であろう。
年配者学生は、何を求めて放送大学に入り、なぜ止めずに、長期在学しているのか、アンケートで確かめる必要もあろう。

その一人である私は、”人恋しさ”だと、今は思っている。生涯教育の一環のサークル活動が、目的である。それも食事会である。 もはや、資格を得ることが目的ではいない。単位修得よりもそのために学ぶ”プロセス”が大切と思っている。
したがって、細く・長く学生を続けることに意味がある。

スポーツサークル”テニスクラブコスモス”は、大学創立とほぼ同じ創部20年弱の歴史を持つ、放送大学千葉学習センター唯一のクラブである。 会員数24名程(コート利用が1面のため)で会員数を限定しているが、毎週火曜・木曜の午後に、大学コートを借用して、活動してきた。
毎回8人強の参加がある。大学コートは、職員が中心に利用しているが、平日の午前・午後は、コスモス以外に、水曜日グループ、金曜日 グループとが、上手く曜日を棲み分けして利用・活動してきた。

それが、この2月から、急に新しいグループ(”新グループX”)に、コートの抽選結果だと称して、木曜日の午後の活動をすべて外し替えられた。
(抽選なのに、なぜ5回連続で外されるのか。当局が作為的に、木曜日の午後をすべて、”新グループX”に替えた、としか考えられない。)

当該”新グループX”はどういうサークルか不明である。サークルの実情をチェックせず事務的に処理する、大学当局の姿勢は、 サークル活動支援に興味がないという印象を表している。
(少しでもサークル活動支援に政策的な意識があれば、従来からのクラブに対して、コスモスの会長宛てに事前に活動日を打診する くらいの配慮はするだろう。申請者の学生番号もチェックしない体制の当局では、思いもつかない配慮であろう。)

コスモスではメンバーは、テニスの試合に勝つことだけを目的としてはいない。サークル活動を通して人的交流を得る親睦が目的 のサークルである。
”新グループX”のリーダーらしき人物は、コスモスのメンバーに対して、『コスモスの人は、長くやっている割には、下手だ。』と、 のたまったそうである。とんでもない人物のグループである。

コスモスのメンバーの多くは、毎週火曜・木曜の活動で、テニスが上手くならなくてもいいとまで思っている。下手でもいいのである。 集って、活動することが楽しみなのである。そういうサークルである。だから、カチカチの勝負に拘る、マナーの悪い人物はいないのである。
とんでもない人物をリーダーとする”新グループX”に、我々は木曜の午後、サークルの楽しみを奪われた。
事務的に荷担した学校当局の姿勢に、年配者学生集団は怒っている。
いつかは、その『抽選』と称した不明な手続き(裏工作の疑惑を招く)を、暴き、解明したい。
職員の使えない時間帯(勤務中)は、学生サークルに”オープンな抽選”で、その借用の機会を与えるべきではないか。

(06/02/17)
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資料:放送大学平成18年度第1学期教養学部大学案内より。
●在学生の属性(平成17年度第1学期現在)
年齢別:19歳以下ー1,410人、20歳代ー15,594人、30歳代ー24,368人、40歳代ー19,509人、50歳代ー14,966人、60歳以上ー11,544人。
在学生数:87,391人。