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動物の天才振りを見ていて、日本のチンパンジーのアイのこと、その息子の天才ぶりに驚かされた。(TVで放映していた。)
丸数字の映像を写し、その配置を見せて、次に、番号のない同じ配置の丸印をみせ、先の番号順に画面をタッチして消す作業をする。
単純な作業だが、記憶力が必要である。
驚くべきことは、配置を見せる時間である。長い間見ても覚えられないと自分では思ったが、実験では、コンマ秒数でも彼は、
間違いなくタッチするのである。
さらに、驚かされるのは、配置画面が見えないくらいの一瞬(瞬きの時間)でも、ミス無く、
そのタッチの作業が完璧にできるのである・・・。
私は、超能力を持つ天才だと思った。
以前、やはりTVで、アメリカの絵描きの話であったが、彼は、町の景色を一瞬観て、自宅に戻ってから、その風景を微細に絵に再現する 映像を観た。彼は本職の絵描きでもなく、単なる、普通の人であった・・・。
すごい能力だと思うが、感心するのは、その能力を彼らは、全くさりげなく、苦労して暗記・再現しているとは思えないように、 結果を出しているということである。
思うに、天才なる彫刻家は、苦労もなく、下絵を思いながら彫刻するのではなく、削るべき材料の中に、完成の像を観ることができ、
しかも、当人は、削り落とすべきところが見えるので、単にその部分を削る作業を続け、結果完成した像が形成されるのだ。
天才とは、平時そのままで、天才なのである。
天才は、人体の中の、特別な・特殊な細胞に、スイッチが入ってしまった人なのである。
常人は、そのスイッチのあることさえ知らず、一生を終えるのであろう。
(14/02/21)